湘南美容クリニック 新宿本院

子供のころから出っ張ったエラ骨がコンプレックスで、いつか切りたいと思いつつ、勇気がありませんでした。
大人になって、エラ骨だけでなくフェイスラインの脂肪も気になり、どんなに痩せてもエラは小さくならず、フェイスラインの脂肪は加齢とともに下垂・・・

悩み続けるくらいなら、骨切と同時に脂肪吸引も一気にやってキレイにしよう！と手術を決めました。

このクリニックを選んだ理由

輪郭矯正のスペシャリスト奥田先生がいたからです。

インターネットで調べると骨切をやっている美容外科クリニックはたくさんあるけれど、骨切の症例数は奥田先生が断トツでした。
経験が多いほど技術も磨かれていると思ったので湘南美容外科に決めました。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

エラと脂肪を取って小顔になりたい、と伝えると「あなたにおすすめなのはＶライン形成と脂肪吸引とバッカルファットです」と言われました。

術後のダウンタイム、感染症のリスク、腫れや痺れについて、皮膚が引き締まらずに弛む可能性など、説明を受けました。

毎日毎日カウンセリングで同じ説明をしているんだと思います。説明の仕方は流れ作業のような感じでしたが、こちらの質問にはわたしが「もう大丈夫です」と言うまできちんと答えてくれました。

リスクがあることも、術後～完成まで時間がかかることも納得できたので手術を決意しました。

施術の内容・痛み・かかった時間

SBC パーフェクト・フェイスラインセット（骨切と脂肪吸引、バッカルファット）と一緒にうるおいコラーゲンリフト60本を受けました。

全身麻酔なので、術中は寝ていてまったく痛くもなく記憶にありません。
10時半くらいに麻酔をして、術後目が覚めたのが15時くらいだと思います。
その後2時間ほど手術台で経過観察の為横になっていました。

術後は息苦しさや顔の圧迫が辛かったけれど、痛みはあまりありませんでした。

来院から施術後までの様子

9時に来院受付して、洗顔とうがい、狭い個室で手術着に着替えたあと、奥田先生と最後の面会でした。

「これが手術前最後です。希望は？」と聞かれると、テンパります。
自分の顎の３Dの模型を見せてもらい、「こんな感じで」と伝えるも、自分が思い描く一直線のラインに切るには神経（下顎の骨の中にある大事な太い神経で傷つけることができません）が邪魔で無理でした。
「あなたの場合顎を切るとバランスが崩れる（余計太く見える）ので顎は切らない、神経を避けて切ってこんな感じ」と説明され、駄々をこねても仕方ないので「先生のセンスで美しく切ってください」とお願いしました。

手術室へ移動して、手術台に横になり、看護師さんが血圧計を腕に巻いたり、心拍数を測る装置を付けたり、点滴を刺したり、着々と手術の準備をされます。
この時が緊張のMAXでした。
その後麻酔の先生と奥田先生が来て、麻酔が開始されると一瞬で意識が落ちました。

術後目が覚めて最初に感じたのが「息が苦しい」でした。気管にチューブを入れていたためにのどがガラガラに乾燥して、鼻には鼻水が詰まり、のどには痰が詰まり、「息が出来ない！！」と軽くパニックになりました。

水が飲みたくても飲めず、顔がぐるぐる巻きに圧迫されて、経過観察の為に手術台で横になっている術後の2時間が一番辛かったです。
看護師さんが痰や鼻水を吸引してくれたり、手を握ってくれたり、気がまぎれるようにお話してくれたり、とても優しかったです。
途中奥田先生が来て、切り取った自分の骨を見せてくれました。想像（理想のイメージ）より小さかったけれど、たしかにエラ骨でした。

術後2時間たって包帯の圧迫をとり、着替えをして帰ってよいとのこと。
茶色いテープでの圧迫固定の上にフェイスバンドでぎゅうぎゅうに圧迫した状態で帰宅です。

看護師さんにタクシーを呼んでもらい、ビル下のタクシー乗り場まで付き添ってもらい、帰宅しました。キビキビとは歩けませんが、問題なく自宅まで一人で帰れました。

現時点までの経過

当日：腫れと圧迫固定で口が5ミリほどしか開かず、むせて水も上手に飲めない。食欲もなく、ほとんど食べられず。
吐き気はあるものの想像していたような痛みはなく、処方された中で一番軽い痛みどめの薬（ロキソニン）と、弱い吐き気止め（プリンペラン）を飲んでひたすら寝た。圧迫していてひどい顔。

翌日：来院。フェイスバンドと茶色い圧迫テープを外して診察。顔に内出血はなし。口腔内を診察と消毒して「傷はきれいです。順調です」と言われる。再度茶色い圧迫テープをフェイスラインに巻いて帰宅。
看護師さんから、術後食事をしないと治りが悪くなるので、とにかく食べるように言われる。とくにタンパク質を多く摂るように、豆腐とハンバーグをすすめられる。
軽い痛みあり。吐き気はなし。

3日目：来院。茶色い圧迫テープを外して診察。口腔内を診察と消毒して、「傷はきれいです。順調です」と言われる。今日で圧迫は終了。今日から洗顔洗髪が可能。

6日目：来院。耳の付け根の脂肪吸引痕の抜糸。診察した先生に「口腔内の傷口もほとんど塞がっている。術後の状態もとてもいい。腫れも少ない、あなたの1.5倍腫れる人もいる」と言われる。

現在10日目：マスクなしでも外を歩ける状態。それでも腫れているので、よくよく見たら顎の下の膨らみなど変だと思うが、友人に会って一緒に食事をしてもバレず。

良い経過のために：
1日6回のイソジンでのうがい、口が開かなくて磨きづらくても必死に歯磨きをして、口腔内を清潔に保つようにしました。

横になって眠ると顔が腫れるのでなるべく座って過ごすように、と言われたので、寝る時もなるべく座って眠りました。

とにかく食べるように、と言われてから毎日必死で食べました。おかゆや豆腐、味噌汁に始まり、3日目には潰したハンバーグにチャレンジ。4日目には普通のお米と煮魚を食べました。
食べづらいため食事はものすごく時間がかかり、噛むのも辛く、腫れた口腔内に食べ物が詰まったり、大変でした。

術後10日で術前と同じくらいの顔の大きさになりましたが、まだ腫れているし、下唇から顎にかけて痺れも強く残っています。
腫れは1か月で70％、3か月くらいかけて顔が引き締まる、痺れは術後6か月くらいかかると言われたので、この後の仕上がりを楽しみにこれからもがんばります。

その他、クリニックへのメッセージなど

執刀してくださった奥田先生、看護師の方々、担当してくださったカウンセラーさんには大変お世話になりました。
まだ術後10日で、痺れも腫れもありまだまだ完成していませんが、この後時間をかけて綺麗なフェイスラインになることを期待しています。

悩んでいてもエラはなくならないので、手術をしてよかったと思います。
ありがとうございました。

施術後どのような経過を辿りましたか？

1か月：普通に外出はできるがまだ腫れている。食事をすると顎が疲れる。顎の皮膚の痺れが強い。

2か月：だいぶ腫れは引いたが左右の頬の厚さがアンバランス。顎の皮膚の痺れがまだある。

3か月：片側はすっきり。もう片側の頬のみ膨らんでいる。6か月まで経過を見るように言われる。顎の痺れはなくなるも、口腔内の縫いあとがひきつれるかんじ。

アフターケアの内容とその感想

術後の検診に何度もクリニックへ行きましたが、執刀医の奥田先生が観てくれたのはその半分くらいでした。
お忙しいのでしょうが、診てくれる時もパっと来てパッといなくなってしまいます。
また、先生は手術する人数が多いので一人一人の患者さんのことや手術の内容は覚えていないと言われてがっかりしました。
記憶はできなくても、カルテに記録はできるのでは？と思いました。

反対に看護師の方や他の先生方はとても丁寧に対応してくださいました。

満足度、良かった点など

現在の仕上がりとして、片頬が一部膨らんでいて、アンバランスです。
脂肪を左右対称に取れなかったからなのか、いまだ腫れているのか、尋ねましたがわからないとのことでした。
6か月まで何もせず経過を見るように言われたので、あと3か月我慢です。

完全に満足といえる仕上がりではありませんが、顔はたしかに小さくなりました。やらないよりやってよかったと思います。

その他、クリニックへのメッセージなど

金額も大きいし、手術も術後も大変です。何度もトライできることではありません。
これからエラ削りや脂肪吸引をする人は、後から「こうだった」「こうしたかった」と思わないように、術前に納得いくまでイメージトレーニングして、先生にそれをしっかり伝えることが大事だと思います。