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ミラドライ治療による皮膚の変化

ちさと

20代

女性

症例写真

ペルラクリニック神宮前が撮影

治療前

ちさと さんが撮影

治療直後

ちさと さんが撮影

治療結果

ちさと さんが撮影

施術の総額費用

275,000円

治療回数・期間

2022/05/01~2023/03/01 1回目

担当ドクター

院長

本田淳
  • 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
  • この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。

クリニックから

施術の解説

機器による多汗症・腋臭治療の現在のスタンダードと言っても過言ではないミラドライ治療ですが、治療直後の皮膚の状況をお示しします。
当該治療は、ワキの皮膚に局所麻酔を行った後に、マイクロ波を照射し、エクリン汗腺・アポクリン汗腺の両汗腺を破壊します。1回治療で70%~80%程度の改善率となり、半永久的に効果は継続します。
術後、1週間ほどワキ・上肢・体幹部分までの浮腫や皮下出血が生じます。また、ワキの皮膚の硬さ、凹凸、筋膜の拘縮、上腕の一部の皮膚感覚の鈍麻などが一時的に生じますが、個人差はあるものの、数か月程度で自然に改善していきます。

施術のリスク・副作用

ミラドライにおいては大きなトラブルは報告されていませんが、1%未満の発生率ながら、感染症・膿瘍、血腫、漿液腫が生じる場合があります。また、因果関係は不明ですが、海外で神経損傷が疑われる症例の報告があります。
画像3は、治療前のワキの状態です。

この施術のメニュー

【ミラドライ】切らないわきが治療・モニター

ミラドライとは、2010年に米国のMiramar社が開発したメスを使わない多汗症・腋臭症治療機器です。

ミラドライは、マイクロ波をワキに照射することによって、汗腺組織以外ののダメージを最小限に抑えつつ、多汗症の原因であるエクリン汗腺と腋臭の原因であるアポクリン汗腺を同時に破壊することができます。

2011年に、FDA(アメリカ食品医薬品局)に多汗症治療器として認可され、2018年には日本でも厚生労働省から認可を取得しており、信頼性、安全性ともに高い治療機器です。なお、多汗症・腋臭症治療器として認可されているデバイスはミラドライのみです。

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ミラドライのテクノロジー
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ミラドライで用いられるマイクロ波は、水分に吸収されやすく、脂肪には反射されるという特徴があります。そのため皮膚下層から皮下組織に存在する2種類の汗腺に特異的に加熱され、不可逆的に破壊されます。

このマイクロ波の照射に際しては皮膚表面を強力に冷却しますので、熱傷が生じることは通常はありません。

なおマイクロ波は、他の診療科において数十年前から治療に用いられており、安全性や有用性は確立されている技術です。

ミラドライの治療強度は通常5段階設定ですが、当院の場合、8段階までの設定が可能なヴァージョンです。基本的に最も強い治療強度で施行し、さらに部位によっては重複照射を行うため、通常よりもお時間を頂戴します。これは1回での治療効果を高めるために、当院が独自に工夫した治療工程ですので、ご了承いただければ幸いに思います。

*「8段階までの照射が可能なミラドライは旧式だ」とか、最新のミラドライのレベル5がレベル8に相当する」というのは間違った情報です。

ご希望があれば、レベル5での全面重複照射も可能ですが、治療時間がより長くなる分、費用も高くなります。

また、ペルラクリニック神宮前では、すべての治療を治療経験豊富な認定医の院長自ら行います。

そもそも医療機器は、医師が操作してしかるべきものですし、当院のミラドライは患者さんの皮膚もしくは汗腺組織が存在する層の厚みを診つつ照射法をカスタマイズしますので、医師(はっきり言えば、せん除法等の手術経験のある医師)以外では、運用が困難なのです。


なお、術後の経過も、院長がすべて診療いたしますので、その点もご安心いただければと思いありがとうございます。