カウンセリングについて
制汗剤の使用や診察前のシャワーなどをお控えいただいたうえで、汗の状態を確認させていただき、重症度を確認します。
それを踏まえて治療をご希望の場合は、多汗症のみの場合は、ボトックスもしくはミラドライ、腋臭を治療対象とする場合はミラドライをお薦めする流れになります。
もちろん、治療に伴うダウンタイムやデメリットも、それぞれ詳しくお伝えいたします。基本的には初診時に治療は行わず、ご自宅で十分ご検討いただくという方針です。
施術内容について
ボトックス注入治療に関しましては、麻酔クリームを使用し、痛みを最小限に抑えつつ、広範囲に注入していきます。
ミラドライに関しましては、局所麻酔下に、マイクロ波を広範囲・高エネルギー量照射し、1回の治療効果を最大化するように重複照射等の工夫をしています。
詳細は個別ページに記載いたします。
施術後の経過について
ボトックス注入治療に関しましては、注入した薬液による腫れが数日、皮下出血が2週間ほど残る場合があります。効果は数日後から現れ、平均半年ほど継続します。
ミラドライの場合、数日の腋の痛み、1週間ほどは腋から上肢、胸部まで浮腫が生じます。その後は、皮膚の硬さや凹凸、引きつれ感などが生じます。
個別のページにて、より詳細に解説いたします。
リスク・副作用について
ボトックス注入治療に関しては、注入した薬液による腫れが数日、皮下出血が2週間ほど残る場合があります。
ミラドライに関しては、まれではありますが、感染症、膿瘍、血腫、熱傷等が生じる場合があります。また、因果関係は明らかではありませんが、神経障害の報告がございます。なお、適応外治療(ワキ以外の治療)によって重大事故が起きたケースも報告されています。ミラドライは腋臭症・腋窩多汗症に特化した治療ですので、ご注意ください。
アフターフォローについて
ボトックス注入治療に関しては特にご通院の必要はなく、効果が不十分な場合は、お問い合わせいただければと思います(これまで、そのようなケースはありません)。
ミラドライに関しては細かな注意事項がございますので、個別のページで解説します。