医療法人秀晄会 心斎橋コムロ美容外科クリニック

施術の解説

　当院では、解剖学的にあまり効果の期待できない鼻翼軟骨軟骨を縫い寄せる手術ではなく、鼻尖に左右の鼻翼軟骨を中央に折り曲げ、柱を立てることで、鼻尖を高く、細くするcolumellar　strut法を行っています。ただ、鼻翼軟骨は非常に柔らかく容易に曲がってしまう可能性があるため、耳介軟骨や鼻中隔軟骨を補強として併せて使うことが一般的です。
当院では、自家軟骨の代わりに吸収性の医療材料PDSを使うことで、同じ結果を出しています。
PDSプレートは、吸収糸と同じ原料で作られ、体内で7か月程度で軟骨組織に置き換わり分解されてしまいます。そのため、感染症にも強くPDSプレートが吸収された後も細くなった鼻先の形は変わりません。
手術時間を、大幅に短くするメリットもあり、当院の鼻尖縮小では、全例PDSプレートを使用しています。