匿名
10代
男性
症例写真
みずほクリニックが撮影
施術の総額費用
550,000円
担当ドクター
院長
小松磨史- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
右目のみ開きが悪く、視野も狭くなり、ものの見えづらさに不便を感じるとのことで当院を受診した17歳の男性の方です。
右目のみ黒目がほとんど見えずに、瞳孔中心に瞼のフチが多く被さっているため一般的な意味において重症の眼瞼下垂と言ってもよいです。
このような目の開き方で、オーソドックスな腱膜前転術では、ほとんど効果がないことが経験上分かっているため、大腿筋膜を上瞼と前頭筋(額の筋肉)を橋渡しするように移植して前頭筋の収縮力を開瞼の補助として用いることで、正常か正常に近い目の開きが得られます。今回は、太ももから筋膜を採取しましたが、側頭部の有毛部内から採取して傷跡が見えないように行うこともあります。
術後の写真は1ヶ月目の腫れがほぼ引いた時点での写真を示します。
今の状態を100%とすると、手術直後は70%くらいの改善度でしたが、1ヶ月間かけて腫れが引きつつ、移植した腱膜の収縮に伴って左目と同じか、やや右目のほうが過矯正の状態になりつつあります。右の眉上には傷跡がまだ目立ちますが、6ヶ月ほどすると目立たなくなってゆくのが通常の経過です。
※自由診療に於ける眼瞼下垂症の筋膜移植術の料金:550,000円(片目・手術代のみ)
施術のリスク・副作用
眼瞼下垂症の筋膜移植術に於ける副作用、リスク;腫れ、内出血、左右差、閉瞼不全、感染、傷跡、ツッパリ感、左右の非対称性など。