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赤ら顔の一種である酒さ(しゅさ)の治療

匿名 

30代

男性

症例写真

みずほクリニックが撮影

施術の総額費用

189,200円

担当ドクター

院長

小松磨史
  • 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
  • この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。

クリニックから

施術の解説

赤ら顔を気にして当院を受診した35歳の男性の方です。
一見して、鼻に毛細血管拡張と膿疱および鼻瘤を認め、赤みの分布パターンから酒さであることが分かります。

酒さとは、赤ら顔の原因疾患の一つで、鼻を中心にTゾーンや、頬、顎に赤みをさします。
酒さの原因は、飲酒習慣、日焼け、精神的ストレスなどが想定されていますが、ハッキリしたことはまだ分かっていません。また、脂漏性皮膚炎や接触性皮膚炎に対してステロイドを処方され、長く連用した結果、「酒皶様皮膚炎」となることもあります。こちらは実際には酒さではありませんが、酒さのような赤ら顔になることがあります。

こちらの男性は、以前にかなり重症のニキビがあったことが、実際に肌の状態を診察した際に推し量ることが出来ました。アイスピックスカーと呼ばれる深いクレーターと、ニキビが消退した後に見られる赤黒(or褐色)の色素沈着も同時に頬にあります。いわゆるニキビ跡の痕跡です。この方のように、酒さと重症ニキビはセットで一緒に存在することも多く、今回はロアキュタンの内服とエクセルV(ロングパルスヤグ)の照射を1ヶ月に1回のペースで行いました。

術後の写真は施術開始後4か月目の状態です。
ロアキュタンの内服薬を継続していただき、クリニックではエクセルVのレーザー照射を月に1度のペースで4回行っています。鼻部を中心に見られた酒さが術前と比較してかなり改善していますが、それとあわせて頬にあったニキビ跡の凹凸と赤み、色素沈着も同様に治療効果が見られています。

このように、当院で行っている「ロアキュタン内服薬とレーザー(エクセルV)」の組み合わせによる治療は従来のものと比べて非常に成功率が高く、皮膚科などでずっと治療を継続していたものの芳しい効果が得られなかった方も非常によい治療結果を出しています。


エクセルV:4回 132,000円 税込/ロアキュタン:4か月分 57,200円 税込

施術のリスク・副作用

治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:エクセルV /熱傷、色素沈着、色素脱失、腫れ、内出血など ロアキュタン/乾燥、頭痛、めまい、倦怠感、疲労感、脱毛、鬱症状、胎児への影響など。