{{ message }}

{{ message }}

既にメンバー登録済みの方


まだメンバー登録されてない方はこちらから登録!

ブックマークしたクリニックは「 ブックマーク」から確認できます。

ログインするとさらに便利!

ブックマークの保存期間は30日間です。会員登録(無料)するとブックマークがずっと保存されます!

粉瘤の治療は形成外科・美容外科で!

皮膚に発生するできもののうち、ホクロの次に多く認めるのが粉瘤です。
一般に、「脂肪のかたまり」と呼ばれていることが多い皮膚腫瘍の一種です。

中でもお顔や背中に認めることが多いですが、手術跡やケガによる傷跡から出来る場合も有ります。

中央の小さな穴(皮膚開口部)から細菌が侵入して化膿することがあります。
これを炎症(化膿)性粉瘤と呼びます。患部は赤く腫れ上がり、痛みを伴います。
軽い炎症なら抗生物質を内服すれば炎症はおさまりますが、ひどく化膿すると皮膚の下の袋状構造物は破壊され、膿みがたまった状態(膿瘍)になります。
この場合、抗生物質を内服しただけでは効果が少なく、表面を切開して膿みを出したほうがよいことがあります。
治療は切除手術の適応になります。
手術では、表面皮膚の切開は最小限にして、皮膚の下のアテロームのみを摘出することも可能ですので、皮膚の傷あとは小さく目立たなくすることができます。アテロームに炎症をともなう場合は、手術をすぐに行うことはできない場合が有ります。

よく似た皮膚のできもので、皮様嚢腫、頸嚢胞、耳瘻孔・耳前瘻孔、石灰化上皮腫、外歯瘻、毛巣洞などとの鑑別が重要ですので、ぜひご相談ください。