鼻孔縁挙上術
垂れ下がった鼻の穴の形を整える手術です。
I型とT型の2種類の方法があり、ご本人様のお鼻の穴の形に合わせて提案します。
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鼻孔縁挙上術(T字)
30代
女性
樹のひかり 形成外科・皮ふ科 奈良本院が撮影
440,000円
総院長
山中佑次
【治療方法】
鼻柱・鼻翼バランスを整えるため、下垂した鼻孔縁をT字に切除し挙上させます。
【医師コメント】
他院にて鼻翼縮小術をお受けになられたそうですが、形が好ましくないとのことで相談に来られました。傷跡から鼻翼縮小術の外側法を受けられたと思われましたが、鼻翼-鼻柱バランスの悪化と鼻孔縁の湾曲増強が起こっており、無計画な鼻翼縮小術((外側法)の典型的な特徴のお鼻になっておられました。この修正には鼻孔縁挙上術が最適と思われましたが、鼻孔縁の左右差が強く、正面視の鼻孔縁のピークの左右差は残ることを説明の上、手術を施行しております。
術後3ヶ月の時点から傷跡のレーザー処置(無料)を2度ほど施行させていただき、最終的な術後5ヶ月の臨床写真です。正面視、斜位、側面のいずれでも、鼻翼と鼻柱のバランスが整い、まるで鼻中隔延長をしたかのような十分な効果が得られていると思います。正面視でも鼻孔の見え方に左右差がありますが、この改善には鼻孔縁下降術を行うことで改善が見込まれます。患者様はこれだけでもご満足していただいたようで、これ以上の手術を望まれず一旦終了とさせていただきました。
●初期に起こる事
疼痛・軽度の腫脹
●時に起こる事
出血、内出血(1-3週で改善)
●経過中に起こる事
瘢痕は残存します(術後しばらく赤い瘢痕の時期がありますが、白く抜けた瘢痕に変わっていきます)、知覚障害(術後一時的に起こる可能性がありますが徐々に改善します)
●希に起こる事
感染・創離開・左右差の残存、肥厚性瘢痕:赤く硬い傷・圧痛・炎症後色素沈着(数か月~数年:部位差・個人差あり)、縫合糸の残存、効果不良、皮膚壊死
●極めて稀起こり得る事
薬剤アレルギー(麻酔薬・抗生剤・鎮痛薬など):薬疹(重症なものも含む)、アナフィラキシーショック(蕁麻疹・呼吸困難・血圧低下・心停止)などが起こることがあり、後遺症を残したり、死亡することもあります。他部位の組織損傷。その他予想外の合併症の可能性もあります。
※治療効果には限界があり客観的・主観的効果や副作用の感じ方にも個人差があります。
垂れ下がった鼻の穴の形を整える手術です。
I型とT型の2種類の方法があり、ご本人様のお鼻の穴の形に合わせて提案します。
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