ルラ（LULA）美容クリニック 大宮院

施術の解説

複数院カウンセリングに行かれ、脱脂+ヒアルロン酸注入、切開ハムラ+脂肪注入、など色々な手術のご提案があったそうです。
その中でリーズナブルでハイクオリティの当院を選んで頂きました。

加齢に伴い下眼瞼の膨らみが顕著になるケースは、眼窩脂肪の前面にある眼窩隔膜の緩み、眼球をハンモックの様に支えるLockwood靭帯の緩み、伸びた眼輪筋などが原因で起こります。
ですので加齢に伴う下眼瞼の膨らみは、上眼瞼の陥凹(sunken eye)も併存するケースが多いです。
一方で10代20代でクマが目立つケースは、眼窩という骨のスペースに対して眼窩脂肪のボリュームが多い場合に起こるため、脱脂のみで解決します。容量オーバーしている分を引き算するイメージ。

ハムラ法は、もともと持っている眼窩脂肪を眼窩下縁の凹んだ部分に再配置することにより凹んだ部分を膨らませ、膨らんだ部分を凹ませる事が可能となります。同時に皮膚も弛んでしまっているため余った皮膚を切除しつつ外上方向に引き上げて骨膜に牽引固定致します。
眼窩隔膜のタイトニング固定は、眼輪筋弁でも"壁"としての役割が不十分なケースのみに行いますので、ケースバイケースです。

更にこの患者様は、左眼のみ下眼瞼の水平方向の緩みがあったため、LTS(Latelal Tarsal Stripping)という手技を追加しております。

ハムラ法は術後一時的に眼瞼外反を来たす事がございますので、しっかりとフォローアップする事が必要です。