二重整形の修正
30代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
770,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
25歳時:大手有名美容整形医院で 両瞼下眼瞼脱脂術+埋没法(2点固定瞼板法)
その後すぐにラインが不安定になり、個人医院で2回目の埋没法を受ける
28~29歳時:やはりラインが不安定になり、それまでの埋没糸を全て抜去して他の個人医院で再々度埋没法(LS法)を計3回受ける
最後の手術時に上眼瞼脱脂術も併用される
希望デザイン
何度埋没手術を受けても二重ラインが定まらなく、脱脂したのに眼の下のクマも改善し切っていないのをこれが最後の手術のつもりで新しい技術に賭けたい。
方法
1回目:2011.2.4 両瞼 目尻切開LEVELⅢ&下眼瞼タルミ切除&再脱脂術
2回目:2011.7.8 両瞼 上眼瞼マイクロ切開再脱脂術&他院糸(LS法の糸)抜去&新挙筋法2針4点固定法
3回目:2011.10.7 両瞼 残存他院糸(LS法の糸)抜去
※その後2021年11月に至るまで上下瞼の問題が一切生じていない
Dr.コメント
瞼板法を何度受けても、(瞼板法の一種の横幅リーチが長い)LS法を3回受けても、更に脱脂を受けても二重ラインが定まらなかった方です。
一方で下眼瞼脱脂を受けても目の下のクマも改善され切らずに当院で決着をつけるため御来院されました。
当院で2回目の手術の際にLS法の糸が何本残っているのかが不明だったので、脱脂のついでに2本ずつ抜去しましたがまだ左右1本ずつ残っていた様で、後日残りの糸も全抜去しました。
すると、その残っていた糸が新挙筋法の開眼効果の妨げになっていた様で、抜去と同時に瞼が大きく開くようになりました。
上下眼瞼共に、前医での脱脂も不充分であったことが判りました。
上下眼瞼の眼窩脂肪は他院で摘出歴があっても時折取り残しが見られます。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どでアレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
傷跡は各部位に1~2箇所ずつ直径1~2mm程度の針孔がつきます。この孔は暫く残りますが数日月~数週間程で目立たなくなります。
レーザーや日焼け・化粧の迷入等で色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:結膜の充血が生じることをしないで下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後7日間 24時間はフェイスマスク、ストッキングやウエストニッパーなどの装着必須期間があります。
その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
通常、7日後の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静