人中短縮術
20代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
528,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
21歳時:両小鼻縮小&鼻孔縁挙上術(鼻翼外側の切除)
22歳時:下顎骨削り手術
23歳時:フェイスリフト手術
25歳時:鼻背に脂肪注入&鼻孔縁下降術(耳介軟骨移植)
27歳時:鼻翼外側基部(ほうれい線根部)にシリコン挿入
希望デザイン
鼻翼基部を下げたい。鼻尖部を細くして括れを創りたい。
鼻中隔を下げつつ人中を短くし口角を挙上したい。
方法
1回目:VASER最新型脂肪吸引(全顔面)
2回目:鼻翼拡張術+鼻尖軟骨切除術+壊死耳介軟骨トリミング一部除去+瘢痕・欠損部形成目的にSure Derm 挿入術
3回目:鼻翼降下術+鼻中隔延長+当院オリジナル「表面に傷をつけない人中短縮術」&隆鼻と鼻尖部形成目的にSure Derm 挿入術
Dr.コメント
2020年10月に1回目の手術をした症例です(DESIGNは鼻の1回目の手術時のものです)。尚、この11日前に頬~下顎のVASER通常脂肪吸引を行っていましたので、術前のお顔が多少浮腫んでいます。
従って術前後で顔面輪郭も変化しているのはそのためです。一方で、人間が目視で確認できる可能な限り正確な同一縮尺比率で比べた場合の参考値として、冒頭の正面横並びの写真に赤いバーを宛がっています。
下段のバーは術前の下がっている方の口角に合わせています(写真編集担当者に言わせると、遠近感や顔面の多少の向きでも狂うことがしばしばなので厳密に再現するのは困難とのこと)。
鼻の2回目の手術は4ヶ月後でしたが、この症例の場合鼻中隔延長も御希望であったので、鼻孔内切除式の当院オリジナル人中短縮に加えて鼻中隔延長効果も加わったために、更に短縮効果がUPしたのだと思います。
人中短縮のみならず鼻中隔延長やUP NOSEにしたい場合、鼻孔縁を下げたい場合などにはこの複合手術が適応となります。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
創面の離解(または「し開」)や移植物・挿入物の創面からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプス(または必要時Retina)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静