人中短縮術
40代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
528,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
42歳時:I 型プロテーゼ挿入術
希望デザイン
硬くなってきたシリコンプロテーゼを抜去して自然な形と質感の鼻に戻したい。
ダンゴ鼻を細くして、ついでに鼻から口角迄の距離を短くして左右差を改善したい。
方法
プロテーゼ抜去+鼻尖軟骨切除&再移植術+当院式「表面に傷をつけない人中短縮術」
Dr.コメント
2020年4月に手術をし、同年11月に1度だけ修正を加えた症例です。術後の最終写真は9ヶ月後になっています。
40代後半のこの方の場合、人中中央を中心に挙上(短縮)したいと仰る20-30代の方々のご要望とは多少異なり、人中のみならず口角を挙上したいとのご要望がありました。
尚、人中短縮を伴わない口角挙上なら当院では、一切皮膚を切除せずに半永久的にリフトできる「VASER超音波モード脂肪吸引」というMENUがございます。
しかし傷跡を一切表に残さない方法での人中短縮のついでにとなると、口角のリフトアップ効果は自ずと限界があります。
この方の場合、人中中心長は術前後で7.0㎜短縮できていますが、鼻中隔延長までしてしまうと今度は鼻孔が正面から見えやすくなるタイプの鼻ですので、アップノーズにする手術は不適応となり鼻尖軟骨切除のみに留めておきました。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
創面の離解(または「し開」)や移植物・挿入物の創面からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプス(または必要時Retina)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静