脂肪吸引の修正
50代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
715,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
36歳時:全腹部 脂肪吸引(顔面に脂肪注入する目的で)
希望デザイン
豊胸目的で大腿の脂肪吸引をするついでに、他院で受けた脂肪吸引によってできた凸凹やお腹の皮膚のよじれとタルミを治してもらいたい。
方法
脂肪吸引の修正(女性 腹部取り残し脂肪の再吸引)
1回目:VASER2.0超音波 他院修正 根こそぎ吸引モード(上腹部)
2回目:VASER2.0超音波 他院修正 根こそぎ吸引モード(下腹部&側腹部&肋骨上部)
※上記DESIGN写真は1回目のものです
Dr.コメント
この症例は御本人様のご希望により2回に分けて腹部の修正吸引を行った方です。
1回目の手術では主に上腹部のみ、2回目の手術では主に臍周囲と側腹部と肋骨上部および下腹部の修正をそれぞれ行いました。
余剰皮膚を切除せずに、均一に縮めながらうまく張り替える様な結果を目指して特殊な吸引と癒着剥離技術で行った結果、大方のタルミが解消し、へその形がきれいに縦型に変わっています。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
痛みや腫れ、内出血に対しては術前の前投薬(シンネック)で軽減されます。
術後2~3日以内は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の軽度の痛みが続きますが、通常全て軽快・自然治癒します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
傷跡は各吸引部位に1~2箇所ずつ直径3~4mmの傷がつきます。この傷は残りますが数ヶ月~1年程で目立たなくなります。
ごく稀に傷が開いたり、かさぶたを剥がしたりすると肥厚性瘢痕になることもあります。
レーザーや日焼けで色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
血腫、感染(化膿)、排液貯留、凹凸、タルミなどに対しては適切な圧迫固定と服薬等の注意事項遵守で予防します。
血腫や排液貯留、感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
数週間~数ヶ月続く神経鈍麻が生じた場合、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:飲酒をしないで下さい
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください
術後3日~4日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔やクレンジング時の擦過(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:吸引部のマッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日間 24時間はフェイスマスク、などの装着必須期間があります。
その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
通常、7日後の吸引部位の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静