鼻整形修正
20代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
880,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴:なし
※但し 鼻骨の先天的な歪みまたは亀裂骨折の疑いがあり、鼻骨骨棘の変形を認める
希望デザイン
骨削り(骨切)をせずに鼻の歪みを治したい。
テングザルの様に下に垂れている鼻先の形を改善したい。
方法
完全Close法 両側鼻尖軟骨切除&再移植術 TYPE Ⅳ亜型
Dr.コメント
この症例は、生来からの鼻骨骨棘の左右差があるか記憶のない幼少時に鼻骨骨折をされたかで、正面からみた鼻の正軸に歪みがある方でした。
加えて、鼻尖部が下方に曲がったまま垂れ下がっているタイプのダウンノーズでもあったため鼻尖軟骨切除の適応でしたが、あまり鼻翼上部にクビレを創ってしまうとダウンノーズの場合「矢印鼻」にもなり兼ねず、切除する際に軟骨外縁は少し残したため摘出標本は比較的小さく丸い形状となっています。
一方、採取された鼻尖軟骨には明らかな変形や左右差はありませんでしたので、術前のデザイン通りに再移植するだけで鼻の正軸を真直ぐに形成することを試みました。
結果、骨棘削りやハンプをせずに目的を達しました。
もちろんこの症例にもシリコンでは(歪んだ土台の骨の軸に真直ぐなシリコンを挿入しても)決して上手くゆかないでしょう。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで
アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ
時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプスの装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静