人中短縮
20代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
77,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
20歳時:涙袋・鼻にヒアルロン酸注入
21歳時:韓国美容整形院にて 上下口唇と鼻にヒアルロン酸注入
22歳時:韓国美容整形院にて 上下口唇と鼻にヒアルロン酸注入(2回目)
希望デザイン
涙袋・鼻スジ・上下口唇にヒアルロン酸を注入して、メリハリのあるパーツを形成したい。
特に上下口唇をタラコ唇になるくらいに厚くして人中も短くして欲しい。
方法
1回目:エセリスSOFT(涙袋右0.25ml 左0.2ml ・上口唇0.35ml 下口唇0.3ml)注入+フォーテリス(鼻スジ)0.5ml 注入
2回目:エセリスSOFT(涙袋右0.18ml 左0.22ml ・上口唇0.4ml 下口唇0.6ml)注入+フォーテリス(鼻スジ)0.55ml 注入
Dr.コメント
2014年3月の症例です。この方は既に韓国の美容整形医院で上下口唇と鼻スジにたっぷりヒアルロン酸を(特に下口唇がはち切れる程)注入されておりましたが、更に上下口唇をどうしてもこれ以上に厚くしたいとの御希望がありました。
よく観察すると下口唇には、皮膚粘膜移行部浅層に大量に注入されていたため、同一層に注入すれば阻血や壊死、潰瘍や穿破等が生じる恐れがあると判断して、中間層~深層に少しずつ注入することにしました。
それに対して上口唇は真横から見てE-lineに限りなく近づけるための配分に留意しました。同時に正面から見てみると、中央よりも外側に注入余地が幾許かあったので分散しました。
その結果として下口唇の前方への過剰突出をやや抑えながら上口唇を相対的に引き出しつつ、人中も短縮して見え、御本人様にとって理想に近い形状(少しエスカレート気味ですが)に仕上がりました。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
注入物の針孔からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、注入部位にまで感染や壊死が及んだ時は加療しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)(脂肪吸引を伴う場合は約7日間)
術後2~3週間:注入部位のクレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
脂肪吸引を伴う場合、術後7日間 24時間は特定の装具による圧迫補正が必要です。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、圧迫補正の追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静