顔の脂肪吸引修正
20代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
660,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
26歳時:全顔脂肪吸引
希望デザイン
前回の脂肪吸引でほうれい線の横あたりの頬の脂肪が全く取れていなかった。
特に笑顔時にほうれい線が目立ち左右差もあるのでほうれい線を浅くしながら整えたい。
方法
VASER 通常・他院修正モード 脂肪吸引(頬~下顎)
Dr.コメント
笑顔時のほうれい線と口角の広がり方に左右差があった症例に4Dデザイン吸引を施しました。
この方は他院で一度脂肪吸引をされたことがあったため、線維化による癒着やしこりが各所に多発していて多少難易度が高い手術でしたが、事前に予見できていたためそれらの癒着やミクロ蜂窩状の線維塊を解除しつつ余分な取り残し組織をうまく除去し、均一な厚みに仕上げた後、表情筋群の筋膜に(襖を張り替えるかの如く)固定できれば、キレイな仕上がりになります。
たった一回の手術で皮下組織の状態を全範囲見極めながらの繊細な吸引技術が問われます。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
痛みや腫れ、内出血に対しては術前の前投薬(シンネック)で軽減されます。
術後2~3日以内は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の軽度の痛みが続きますが、通常全て軽快・自然治癒します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
傷跡は各吸引部位に1~2箇所ずつ直径3~4mmの傷がつきます。この傷は残りますが数ヶ月~1年程で目立たなくなります。
ごく稀に傷が開いたり、かさぶたを剥がしたりすると肥厚性瘢痕になることもあります。
レーザーや日焼けで色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
血腫、感染(化膿)、排液貯留、凹凸、タルミなどに対しては適切な圧迫固定と服薬等の注意事項遵守で予防します。
血腫や排液貯留、感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
数週間~数ヶ月続く神経鈍麻が生じた場合、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:飲酒をしないで下さい
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください
術後3日~4日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔やクレンジング時の擦過(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:吸引部のマッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日間 24時間はフェイスマスク、などの装着必須期間があります。
その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
通常、7日後の吸引部位の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静