異物除去症例
30代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
165,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
26歳時(2019年12月)
東京のPRP再生医療専門と謳う美容外科医院Aにて目の下のクマにのみ、FGFが混入されたPRPを注入された。
29歳時(2022年春と夏計2回)
別の美容整形医院Bにて脂肪溶解注射を試みられるも、効き目が無く、却って凸凹が目立ってきた。
希望デザイン
不自然に膨らんだしこりの修正
方法
両側:特殊治療セット(各3回)
Dr.コメント
眼の下のシコリを治療した後にデザイン部位のシコリが減量している効果だけでなく、僅かな変化ですが、共通して気付くことがありますね。それは、下眼瞼縁が下方に下がり眼の開眼度がUPしているということと、眼の大きさの左右差も改善傾向にあるということです。
FGF注入後の腫れが引いたか引いていないかの時から、下瞼がシコリによって下方から押し上げられ続けるため、自分でも気付かない間に気付かない程度、眼が小さくなってしまっています。まるで悪い魔法使いの魔法にかかっていた様だと仰った方もいます。この種のシコリには脂肪溶解注射は無効です。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
痛みや腫れ、内出血に対しては術前の前投薬(シンネック)で軽減されます。
術後2~3日以内は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の軽度の痛みが続きますが、通常全て軽快・自然治癒します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感等は、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延や再発の場合には更に特殊溶解注射で治します。(難治性のものは数クールかかることがあります)
傷跡は各穿刺部位に1~2箇所ずつ直径数mmの針孔がつきます。この針後は暫く残りますが数週間で目立たなくなります。目立たなくさせるために、施術直後から軟膏塗布と小テーピング約2-3日間を施します。
ごく稀に針孔が肥厚性瘢痕になることもあります。レーザーや日焼け、化粧品の混入などで色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
血腫、感染(化膿)、排液貯留、凹凸、タルミなどに対しては適切な圧迫固定と服薬等の注意事項遵守で予防します。
血腫や排液貯留、感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
数週間~数ヶ月続く神経鈍麻が生じた場合、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:飲酒をしないで下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後当日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔やクレンジング時の擦過(シャワーは翌日から可能です)。
術後2~3週間:治療部のマッサージや殴打等。
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後数日間×24時間はフェイスマスク装着や特殊スポンジでカバーした方がいい場合があります。
施術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静。