鼻の他院修正
30代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
660,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
有名美容外科医院でOPEN法にて鼻中隔延長+プロテーゼ挿入術
希望デザイン
小鼻(鼻翼上部)のクビレを浅くするか無くしたい。アグラ鼻(魔女鼻)に見えるのを改善したい。
方法
完全CLOSE法にて、鼻翼上部のクビレ線解消と鼻孔縁下降目的で両側鼻翼上部&両側鼻孔縁へのSureDerm挿入術
Dr.コメント
2015年2月に完全CLOSE法にて手術をした症例です。
当時はまだ、「鼻孔縁下降」というワード自体があまり浸透していない時期でした(正直、当院でもこの系統の手術を「鼻孔縁下降」とは呼んでおりませんでした)。
当院にて2008年頃より用いられていた人工真皮(Sure Derm)は適応範囲が広く、鼻翼や鼻柱・鼻背と並び鼻孔縁断端にも(真皮のあるところならどこでも)ある程度自在に(裏面から)挿入ができて、シリコンや自家軟骨と比較しても圧倒的に合併症が少ない特徴がありました。
質感や形状の滑らかさも自然で、レントゲンには写らずアレルギーの報告例もありません。
半年~1年程かけて完全に自己組織化する過程で若干目減りする欠点がありますが、その分自身の真皮に馴染みます。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
創面の離解(または「し開」)や移植物・挿入物の創面からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプス(または必要時Retina)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ: 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静