鼻整形術後の修正治療
他院での鼻に関するあらゆる美容整形の術後修正治療を承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
{{ message }}
ブックマークに登録しました
ブックマークしたクリニックは「 閲覧履歴・ブックマーク」から確認できます。
鼻の他院修正
20代
女性
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
660,000円
総院長
九野広夫
他院手術歴
・27歳時(2018年6月)鼻形成で有名な全国展開クリニックにて OPEN法で鼻尖縮小(鼻尖埋没のみ)+外側切除式小鼻縮小術
・28歳時(2019年9月)同クリニックにて OPEN法で鼻尖縮小(鼻尖埋没のみ)+鼻尖部に耳介軟骨移植術+肉芽除去
※その後、鼻尖部の凸凹が目立ってきたため、計4回程同クリニックでケナコルト注射を受けたが、余計に凸凹が目立ってきた。
希望デザイン
2度も鼻尖縮小をしたのに全く効果が無かったばかりか右側の鼻尖に余計な凹凸ができて鼻孔も歪んできたので治したい。
可能なら叶わなかった鼻尖部の縮小をやり直したい。
方法
1回目:完全CLOSE法にて 両側鼻尖軟骨切除&再移植&多発性壊死耳介軟骨一部除去+肉芽・石灰化除去
2回目:完全CLOSE法にて 多発性壊死耳介軟骨+肉芽・石灰化完全除去&欠損真皮再生(Sure Derm挿入)
Dr.コメント
2020年4月に1回目(デザインは1回目の時のものです)、2021年4月に2回目の手術をした症例です。
1回目の手術時の所見では鼻尖部の段差と硬化、不自然な膨らみと左右差の原因は、移植された耳介軟骨が壊死を起こして(鼻柱右上部にも及ぶ)小断片が無数にあり、線維や肉芽だけでなく進行した石灰化を生じていたことと、2回に跨る鼻尖埋没のために生じた鼻尖軟骨の割裂でした。それが、鼻尖の右側傾斜と鼻孔形状の左右差の主な原因でした。
可能な限り癒着層を剥離して除去しましたが、鼻尖の高さと鼻孔の形状を保つため一部の鼻尖軟骨は再移植しました。
2回目の手術時の所見では、残存していた移植軟骨片を完全に除去しつつ、前医での度重なる不用意なケナコルト注射によって菲薄化していた真皮を補い、凸凹を可及的に修正する必要がありました。
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
創面の離解(または「し開」)や移植物・挿入物の創面からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプス(または必要時Retina)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ: 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静
他院での鼻に関するあらゆる美容整形の術後修正治療を承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
美容外科(美容整形)
美容皮膚科(美肌・スキンケア)
その他美容医療