鼻整形術後の修正治療
他院での鼻に関するあらゆる美容整形の術後修正治療を承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
{{ message }}
ブックマークに登録しました
ブックマークしたクリニックは「 閲覧履歴・ブックマーク」から確認できます。
鼻整形修正
60代
女性
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
660,000円
総院長
九野広夫
他院手術歴
50歳時(1999年頃)形成外科医院にて隆鼻目的で、L型シリコンプロテーゼを挿入された
希望デザイン
上向きで細い鼻をキープしたいが、硬く突っ張る違和感と不自然な見た目を治したい。
方法
シリコンプロテーゼ一部切除(予定)→ 全抜去&鼻尖軟骨切除&再移植術&シュアダーム挿入術
Dr.コメント
2012年4月に完全CLOSE法にて手術をした症例です。当初、挿入されていたシリコンを残したい旨を御希望されていましたが、10年以上の年季が入っているシリコンの周囲には、石灰化沈着と高度な被膜が併発していて術中所見にもある様に、抜去後は鼻尖と鼻背が大幅に陥没しました。
内部で想定以上に被膜の拘縮や組織欠損が進行していたことを示唆しています。このままでは、術中横方向の写真にある様に、ミイラの様な鼻になってしまいます。
鼻尖軟骨をトリミングカットして鼻尖の「柱」として補強しつつ、人工真皮によって崩れて縮んだ鼻を、ご希望に可能な限り忠実に復元しました。
シリコンやゴアテックス、オステオポールやフレックスノーズ等の異物除去では、万一に備えた復元プランが重要になります。
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
創面の離解(または「し開」)や移植物・挿入物の創面からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプス(または必要時Retina)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ: 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静
他院での鼻に関するあらゆる美容整形の術後修正治療を承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
美容外科(美容整形)
美容皮膚科(美肌・スキンケア)
その他美容医療