垂れ下がった鼻を綺麗にしたい、私にあった施術方法を知りたいです

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

ドクター相談室回答数

 1317件

美容整形外科医歴21年・Clinic Nine Fieldsの九野です。出木杉くんが仰る「下垂タイプ」の鼻に対してEラインを整えるための具体的な方針を、専門的見地から申し上げます。先ず多くの美容整形・形成外科（専門医）、鼻形成専門医院で採用されている下記の（旧）術式は、

オープン法（鼻柱を切断して術野を確保する手法）
耳介（肋）軟骨の鼻尖移植を伴う3D鼻尖形成・鼻中隔延長　
鼻尖結紮法（鼻先を糸で縛るだけの手術）
フレックスノーズ・cog糸を挿入して鼻尖を挙上する手術

全て術後数年～十数年以内に硬化・変形・変色等を来す可能性が高く、長期予後が不良なため当院ではハイリスク・NG指定しています。詳細は全て下記のYou tubeで解説しています。

https://www.youtube.com/watch?v=HmvxRegGjWk
https://www.youtube.com/watch?v=zIVwliD9Dtc&t=418s
https://www.youtube.com/watch?v=G4pyHIPEoak&t=16s
https://www.youtube.com/watch?v=bcNW8vSdepQ

例えば鼻柱を上向きにしつつ鼻尖を細く高くするだけなら今度は鼻翼上部のクビレが余計に目立ち、アグラ鼻や矢印鼻、ダンゴ鼻・傾斜鼻などの不自然な鼻になるリスクが高いでしょう。

従って出木杉くんのお写真からは（耳介軟骨などを）足し算するだけの「鼻尖・（鼻中隔延長を含む）鼻柱形成」はミスマッチ手術になるでしょう。下垂を改善させるためには「足し算」のみならず「適度な引き算」も要します。

出木杉くんに類似した症例は、下記HPに掲載されています。
https://clinic-nine-fields.com/column/nose-dango4/

当院では全て完全クローズ法で行います。外側を切らない人中短縮術の併用や理想的４ＤのEラインも同時に形成することが可能です。https://clinic-nine-fields.com/column/face-tokusyu-1/

当院の過去症例での平均ダウンタイムは、手術日を入れて約3日間です。これらの技術は当院オリジナルの手法ですので、いつでも無料専門外来カウンセリングにてご相談下さいね（大阪本院もあります）。

九野広夫先生の鼻の整形の症例 （アフター）