頬、口元から頚部にかけてのタルミを引き上げ、エイジングケアの手術の中でも、最も強力にシワ、タルミの改善を図る方法です。
これにより法令線やマリオネットラインといったシワや、頬の脂肪が下垂するためにできるJowlという部分の改善が得られます。皮膚を引き上げ、タルミを切除するとともに、SMAS(superficial musculo-aponeurotic systems)の処理を行い引き上げる手術です。
状態により靭帯(リガメント)を切断し、引き上げに利用する方法も行います。
静脈麻酔、あるいは全身麻酔下に手術を行います。耳介上部の被髪部から耳垂後面の耳介側頭溝を通り、生え際にかけて(リガメント)を切断し、引き上げに使用します。
手術中顔面神経の走行する場所を注意し、損傷しないように施術します。耳が変形しないよう埋没縫合でしっかりと寄せ、皮膚縫合は緊張がかからないように行います。
当院は内部処理として中縫いを高性能吸収性極細糸でしっかりと行い、外縫いはさらに極細非吸収糸で行う、創傷治癒に最良な形成外科的縫合を採用しております。
傷跡は耳介に沿わせるので目立ちにくく仕上がります。