シリコンバッグ挿入
人工乳腺(バッグ)を用い、バストを大きくする方法です。最近はバッグの開発がすすみ、柔らかい自然な胸を作ることが可能となってきました。「服を着たとき胸元のラインを綺麗にだしたい」、「胸が小さいためお友達と旅行に行くのに気が引ける」「授乳後に張りがなくなった」などの素朴な悩みで手術を希望される意外と多い現状です。一人悩まず、一度ご相談下さい。
手術はまず、ワキの一番目立たない部分を切開し、バッグを挿入します。バッグを入れるスペースですが、乳腺下と大胸筋下という2つのスペースがあります。柔らかさを重要視する場合には乳腺下、形を重要視するのであれば大胸筋下がよいでしょう。
用いるバッグの種類ですが、
1,体液の組成に近い生理食塩水バッグ
2,柔らかさ重視のシリコンバッグ
3,生理食塩水とシリコンの特徴を持ち合わせたCMCバッグ
の大きく3つに分けることができます。
バッグの大きさは小さいもの(100cc程度)から大きいもの(500cc程)まで、多種に及びます。バッグのサイズを大きくすればバストは大きくなりますが、皮膚の伸びる限界を超えると皮膚の張った硬いバストになってしまいます。自然さを求めるならば、体型、皮膚の余裕に合わせた適度な大きさのバッグがよいと考えます。