匿名
40代
女性
症例写真
みずほクリニックが撮影
施術の総額費用
220,000円
担当ドクター
院長
小松磨史- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
鼻と上唇の間の距離が長く間延びしていることを悩まれて当院を受診した44歳の女性です。
鼻柱を軟骨移植により下方に伸ばす手もありますが、上唇の厚みが元々薄いため、今より少し厚く見せたいとのことで人中短縮手術をすることとなりました。鼻下のキワぎりぎりの皮膚を鼻翼基部〜鼻孔底隆起〜鼻柱基部に沿って切除し丁寧に縫合します。筋肉処理やANS(前鼻棘・ぜんびきょく)の骨膜を使った上唇の引き上げなども組み合わせて後戻りが出来るだけ起こらないように工夫して縫合します。
上段の術後の写真は1ヶ月目の状態です。上唇上縁から鼻柱までの距離が短くなり、それに伴って上唇の厚みが増していることが分かります。直線ではなくM字型の切開ラインとして縫合線の大部分を鼻粘膜の中側にしまいこむことで傷跡はほとんど目立ちません。1ヶ月目は通常傷跡の赤みがピークに達する時期ですが、この時点で既にあまり分からない状態です。少なくともメイクでカバー可能なレベルです。
下の術後の写真は4ヶ月目の状態を示します。縫合線の傷跡の赤みは取れて既に白い線状の瘢痕となっています。本人的にも傷跡はほとんど気にならずご満足頂いております。
この時点で、ほとんど後戻り現象が見られないため今後永続的な効果が期待出来ます。
施術のリスク・副作用
人中短縮術の治療に伴う可能性のあるリスク・副作用;傷跡、ケロイド、肥厚性瘢痕、後戻り、上唇の知覚麻痺、感染など。