匿名
50代
女性
症例写真
みずほクリニックが撮影
施術の総額費用
88,000円
担当ドクター
院長
小松磨史- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
10年以上前から上まぶたのくぼみがあり、ずっと悩み続けていましたが、まさか治療可能な部位だとは思っていなかったという50代前半の女性の方です。
パッと見はとても50代には見えないくらい若々しい印象の方だったのですが、目元のくぼみだけで見るとやはり老化のサインは明らかです。私が上まぶたのくぼみへのヒアルロン酸注入で気をつけていることは3点あります。
1.1回の注入で完成形を得ようとせずに2回に分けて注入を行う。
2.1回目の注入は、ごくわずかな「低矯正」にとどめ2回目の注入をタッチアップとして仕上げる。
3.1回目と2回目の注入は2週間は間隔をあける。
2点目の「低矯正」とは少々専門的な用語ですが、要は一回目はかなり控え目な注入で、ほんの僅かな改善が見られるかどうか微妙なところにとどめ、そして2週間後の再注入で仕上げるという意味です。術前ではないですが術前側の写真は、くぼみとしては中程度と判断し片側で1回目は0.1ccの注入しかしてない状態の写真です。この様にごく微量に注入した直後、大概の患者様は首をかしげて「本当に良くなったかどうか分からないんですが?」とおっしゃいます。あるいは「もっと沢山入れてしっかりとくぼみを消して欲しい」とせがまれることがあります。
しかし、そこであえてその場で追加注入をしてはいけません。なぜなら、ヒアルロン酸は本来水分と結合して膨らむ性質があるので、注入直後に今ひとつ効果が分からなくても、あとからボリュームが出てくることがほとんどだからです。もし直後の状態が、患者様にとって理想的な状態だとすると数日後にはほとんどの場合「過矯正状態」つまり入れ過ぎにより、上まぶたが前方にふくらんだ状態となります。
この現象は特に朝に顕著に見られます。ほとんどの患者様が1回目の注入のみで、数日後に上まぶたのボリュームの増加を経験し、もはや追加注入を必要としません。こちらの方もこの結果に満足し追加注入を希望されませんでした。
なお1本ご購入いただいたヒアルロン酸はかなりの量があまるため、当院では残りのヒアルロン酸を気になる他の部位の注入へ回すことが出来ます。
術後の写真は2週間後の状態です。そのため上まぶた目のくぼみはだけではなく、ほうれい線のしわやマリオネットライン、目の下のクマなども気になる場合、一石二鳥で一緒にしわを改善することができます。
施術のリスク・副作用
ヒアルロン酸注入における治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、アレルギー、塞栓症など。