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複合的な手技による鼻整形術

匿名 

20代

女性

症例写真

みずほクリニックが撮影

施術の総額費用

1,210,000円

担当ドクター

院長

小松磨史
  • 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
  • この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。

クリニックから

施術の解説

鼻の整形の奥深い理由のひとつに、患者様の鼻の状態によっては、1つの手技のみではご満足いただける変化が出にくい場合もございます。そのような場合、当院では複合的にいくつかの術式を組み合わせることで、鼻全体の印象を崩すことなく自然な仕上がりに変えることが可能です。

今回ご紹介する症例は、鼻全体のぼってりとした感じを解消して、メリハリを効かせたスッキリ感のある鼻に変えて欲しいとしてご相談に来られた25歳の女性の方です。さらに鼻先付近がやや大きめなので、こじんまりした「忘れ鼻」のようなイメージにもしたいとのことでした。

カウンセリングにてご相談した結果、「鼻尖縮小(鼻尖形成)」、「小鼻縮小(鼻翼縮小)」、「鼻骨外側骨削り」、「鼻プロテーゼ(I型)」、「鼻中隔延長術」の5つの手技を組み合わせることで、患者様の希望するメリハリ感のある鼻に仕上げることとなりました。因みに、本件では鼻の手術の他に、あわせて頬の脂肪吸引も行っています。頬の脂肪吸引は鼻整形術と同日同時に行っておりますが、この2つの組み合わせは当院ではご指名が多い人気のコンビネーション治療です。今回は詳しくは触れませんが、顔の美容整形においては鼻と輪郭(フェイスライン)のバランスが重要で、この2つが密接に関連しあっているという点をお伝えしておきます。(この2つは当院の将来的な方向性を示す重要なキーワードとなります)

正面の写真の術前術後をご覧ください。(術後の写真は1年目です)

小鼻がかなり細くなっているのが正面の写真でハッキリと分かります。また鼻スジは、単に細身のプロテーゼを入れるだけでなく、鼻骨の外側部分を骨ヤスリと超音波骨破砕装置などを使って削っており、これによって鼻スジを細く美しいラインに仕上げています。
当院での骨削り術は、骨にノミを入れてハンマーとペンチで鼻骨骨折させる骨切り幅寄せ術よりもダウンタイム(腫れ、内出血)がはるかに少なく済む上に、後戻りも圧倒的に少ないです。

お顔の下から見た術前術後の写真をご覧ください。(術後は1年目です)

鼻翼の縮小効果と鼻先の縮小効果がなお一層わかりやすいのではないかと思います。
鼻中隔延長術によって鼻先の延長部位をうまくコントロールすることで、術前に左に倒れて曲がっていた鼻先が真っ直ぐに正中に寄って斜鼻が矯正されていることも分かります。
この手術はオープンアプローチで行っているため、この角度からですと多少鼻柱の皮膚の傷跡が見えますが、術後1年目ということもありほとんど目立たないと言ってもよいでしょう。


左横方向から見た術前術後の写真をご覧ください。(術後は1年目です)

鼻プロテーゼによって鼻スジがかなり高くなっているのが分かります。この方の場合はプロテーゼをストレート気味に作っていますが、プロテーゼの加工の具合によっては、やや滑り台型のような凹面のカーブを付けることももちろん可能です。鼻先も横から見るとしっかり下方に下がりつつ、同時に延長効果が得られているのが分かります。こちらは、鼻中隔延長術によるものです。

全てご覧いただいてお分かりになられたかと思いますが、鼻の整形は、詰めものをして単純に高くなりさえすれば良いという単純な発想の施術ではありません。当院では横や斜め方向から見ても綺麗なラインとなるように様々な工夫を施すことで、自然で美しいシルエットとなるよう日々いろいろなことを考察しながら行っております。

施術のリスク・副作用

鼻に於ける治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、皮膚面の傷跡、左右非対称、血腫など。