ボトックス注射
しわ・たるみ改善、小顔、わき汗、ガミースマイル、ふくらはぎ痩せ、肩痩せなど、様々な症状に
効果的なボトックス注射をまとめてご紹介します。
ボトックスは、正式にはボツリヌストキシン(ボツリヌス菌)と呼ばれる製剤で、発達しすぎた筋肉の動きを緩和したり神経細胞に働きかけることで、様々な効果を発揮します。代表的なボツリヌストキシン製剤であるアラガン社製の「ボトックス・ビスタ」は、厚生労働省から「眉間や目尻のしわを改善する治療に効果的な施術」として承認を得ています。(保険診療外となる美容医療の業界では、厚生労働省から正式にその効果を認可されることはなかなか難しいことです)
当院では厚生労働省認可のボトックス・ビスタと、韓国製のナボタ(米国FDA・韓国KFDAの認可を得ている製剤)、ドイツ製のゼオミン(繰り返し使用しても抗体ができず効果が持続しやすい製剤)を取り扱っています。それぞれ特徴なども少しずつ異なるため、ご希望や目的などにあわせて適したものを使用することが可能です。
ボトックス注射は、注射をする部位によって様々な効果が期待できるため、ここではボトックスによる幅広い効果・作用をまとめています。
多くの美容クリニックが導入しているボトックスによるしわ改善治療ですが、実際に診察では「ボトックスを入れたのに全然効果がなかった」といった声です。これは施術に使用したボトックスの量(単位数)の問題もあるでしょうし、またボトックスの注射部位(筋肉のどの部分に効かせるか)なども関係しています。多くのクリニックが行っているので、単純で簡単と思われるボトックス注射によるしわ治療ですが、一度でしっかりとした効果を出すためには、筋肉や神経の構造(いわゆる解剖学と言われるもの)を理解し、さらにボトックスの注射経験が豊富な形成外科医に治療を行ってもらうことをお勧めします。