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ROOF切除(二重切開法含む、瞼の厚み改善)術前・術後3か月

ROOF切除

50代

女性

症例写真

樹のひかり 形成外科・皮ふ科 奈良本院が撮影

施術の総額費用

401,500円

担当ドクター

総院長

山中佑次
  • 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
  • この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。

クリニックから

施術の解説

【治療方法】
術前に相談して決めた二重ラインで切開をしました。
挙筋腱膜を少し前転して瞼板に固定し、
腱膜断端を皮下直下の眼輪筋に縫合することで二重を作成しております。
ROOFに関しては眼窩隔膜上および眼輪筋下を剥離し、
内側は眼窩上神経、
頭側及び外側の眼窩縁から眉毛下縁に至る広い範囲のROOFを切除しました。



【院長コメント】
年齢とともに出現したまぶたのタルミと、
一重の目を二重にしたいとのことで相談に来られました。
埋没式と切開式の二重形成のメリット・デメリットのお話をさせていただき、
切開式重瞼形成術を希望されました。
どうせなら厚ぼったいまぶたも少しでも改善したいとの要望が合ったため、
切開式重瞼形成と同時にROOF切除を施行しています。

剥離範囲が広範囲になるため1ヶ月後ではまだ腫れは残っていますが、
3ヶ月後にはほとんど腫れは消失していますがムクミが少し残っている状態です。
まぶたの厚みがある方の二重形成は、狭く作っても皮膚の折りたたまれる分、
ポッテリとした二重になります。
厚みのある方はROOF切除も併用することで、厚みを抑えることが出来るので、
検討してもらえると良いと思います。

施術のリスク・副作用

●初期に起こる事
疼痛・内出血(2-3週で改善)
腫れ(目安は1週で60-70% 2週で70-80% 1か月で90% 3か月で100%改善)
流涙・眼脂・瞼や眼球の違和感、傷口の赤み、強い食い込み
瞼の知覚障害(経時的に改善)・つっぱり感、瞼や眼球の違和感

●患者様自身がお持ちの目の特徴によって起こり得る事
術前の二重ラインの残存、従来の左右差(眼瞼下垂の有無・かぶれによる皮膚の状態・従来の目頭の形状差)は残ります。また広い二重を作り過ぎることで、眠そうな印象や睫毛の生え際の皮膚のかぶり(特に内側)などが起こり得ます。時に変化した自分の目に馴染めない方もおられます。

●稀に起こり得る事:血腫、感染(初期および遅発性)、創離開、糸の露出、食い込みの薄れ・傷の残存(内部の結紮糸の浮き出し・創部の陥没・段差)、左右差(広めの二重を作った時に起こり得ます、腫れぼったさの左右差、眼下縁の骨突出の左右差)、予定外重瞼線、
●極めて稀起こり得る事:二重の消失、薬剤性アナフィラキシーショック、創縁損傷、眼球損傷
●注意点:狭くしたり元に戻すことは困難(修正術はありますが確実なコントロールは困難です)