二重切開(ROOF切除)+目頭切開
20代
女性
症例写真
樹のひかり 形成外科・皮ふ科 奈良本院が撮影
施術の総額費用
542,300円
担当ドクター
総院長
山中佑次- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
【治療方法】
術前に相談して決めた二重ラインで切開をしました。
挙筋腱膜を少し前転して瞼板に固定し、腱膜断端を皮下直下の眼輪筋に縫合することで
二重を作成しております。
ROOFに関しては眼窩隔膜上および眼輪筋下を剥離し、
内側は眼窩上神経、頭側及び外側の眼窩縁から眉毛下縁に至る広い範囲のROOFを切除しました。
目頭切開はZ法で行っております。
【院長コメント】
重い一重と、目頭にかぶった蒙古襞を気にされて相談に来られました。
自身の分厚いまぶたで埋没法を行うことは、二重がとれる可能性が高い点をご心配されていました。
また、目頭切開も考えているという事もあり、二重も切開式で作ることを希望されました。
右のまぶたの外側が特に分厚く、
こちらの厚みの調整はROOF切除以外の方法が無いため、
切開式二重形成だけで無くROOF切除を同時にすることをオススメさせていただきました。
手術は左右の厚みが異なるため右のROOFをやや多めに取るように調節させていただきました。
目頭切開は大きな変化を望まれずZ形成で控え目に施行しております。
術後1ヶ月ほどで腫れは9割ほど落ち着き、術後3ヶ月で写真のようになります。
目頭切開と二重形成により、目頭と上眼瞼の余剰皮膚が取り除かれ、
綺麗な目がしっかりと見えるようになりました。
また、まぶたの厚みは左右概ねそろっており、スッキリとした印象の目元になり喜んでいただけたと思います。
※写真前半2枚はフラッシュ無し、後半2枚はフラッシュ有の写真です。
施術のリスク・副作用
●初期に起こる事
疼痛・内出血(2-3週で改善)
腫れ(目安は1週で60-70% 2週で70-80% 1か月で90% 3か月で100%改善)
流涙・眼脂・瞼や眼球の違和感、傷口の赤み、強い食い込み
瞼の知覚障害(経時的に改善)・つっぱり感、瞼や眼球の違和感
●患者様自身がお持ちの目の特徴によって起こり得る事
術前の二重ラインの残存、従来の左右差(眼瞼下垂の有無・かぶれによる皮膚の状態・従来の目頭の形状差)は残ります。また広い二重を作り過ぎることで、眠そうな印象や睫毛の生え際の皮膚のかぶり(特に内側)などが起こり得ます。時に変化した自分の目に馴染めない方もおられます。
●稀に起こり得る事:血腫、感染(初期および遅発性)、創離開、糸の露出、食い込みの薄れ・傷の残存(内部の結紮糸の浮き出し・創部の陥没・段差)、左右差(広めの二重を作った時に起こり得ます、腫れぼったさの左右差、眼下縁の骨突出の左右差)、予定外重瞼線、
●極めて稀起こり得る事:二重の消失、薬剤性アナフィラキシーショック、創縁損傷、眼球損傷
●注意点:狭くしたり元に戻すことは困難(修正術はありますが確実なコントロールは困難です)