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二重埋没法で使用する糸付き針について

目・二重整形

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2017/08/24


二重埋没法は、施術の種類や個人差によりますが、大きな腫れは3~5日程度続きます。一般的に術後直後よりも翌朝に腫れが大きくなる傾向にあります。ダウンタイムをお休みの間に過ごそうと夏休みに入ってからは学生さんの二重施術希望の方に多くご来院いただき、お盆休みには社会人の方がたくさんいらっしゃいます。
当然ですが医師はすべての患者様に対して「腫れにくい二重埋没法の施術」を心掛けています。施術の技術はもちろんのこと、カウンセリング時に腫れについて十分ご説明したうえでお顔立ちやまぶたの状態にあった「腫れにくい二重のライン」をご提案するようにしています。

施術時に使用する道具も腫れを抑える工夫をしています。
二重埋没法では、糸の両端に針のついた二重埋没法施術専用の「糸付縫合針」を使用しています。

針は、二重埋没法用に開発した特殊な針を使用します。H.I針と呼ばれている針で、針の先端は丸みを帯びており皮膚組織や血管を極力傷つけない設計になっています。針が皮膚組織や血管を傷つけないことは、内出血や腫れを抑えることにつながります。

糸は、すべての二重埋没法の施術で心臓血管外科用の細い糸を使用しています。丈夫で非吸収性(溶けない)のナイロン製の糸で太さは「7-0」。糸の太さは、最初の数字が大きいほど細くなります。通常の消化器外科が手術で使用している糸の太さは概ね「2-0」ですからどれだけ細い糸を使用しているかお分かりいただけると思います。

髪の毛の太さの平均が0.8mm~1.0mmと言われているので髪の毛よりも細い糸ということになります。
「7-0」の心臓血管外科用の糸は、強度もありしなやかで頑丈。切れにくいのが特徴です。細い糸は結び目も小さくなるため、結び目が目立ったり表面から透けて見えてしまったりすることはありません。

また糸の保管方法でも工夫をしています。

小さく巻いた状態で保管すると場所はとらないので収納に便利ですが、糸に折れた跡がついてしまうことが多いです。そこで、折れる部分を少なく工夫した長い大きなケースを使用しています。執刀医の立場からすると糸に絡みやヨレが出ないことは、扱いやすくスムーズに施術が進み正しい位置にしっかりとまぶたを固定できることにつながります。患者様からするとスムーズに早く施術が終わることは、まぶたへの負担を軽減することになり腫れが出にくくなるというメリットもあります。

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