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ルネッサンス美容外科医院 神戸院

 

三宮・花時計前駅 徒歩4分

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口コミ

（156

件）

わきが手術・多汗症治療

施術解説 プラン 症例

 予約可能な他院のプラン

わきが多汗症は当院で

わきが、多汗症に対する手術方法には様々なものがあります。
超音波法、ローラークランプ法、シェーバー法、剪除法等です。手術を受けられる方が、知っておかないといけない重要なことは、各手術で汗腺除去率に違いがあるということです。根治的手術の色合いが強いシェーバー法、剪除法での汗腺除去率は高いのですが、もともと簡易的手術法である吸引法や超音波法では汗腺除去率はそれほど高くありません。代表的手術法とおおよその汗腺除去率の関係を以下に示しますの参考にしてください。

(1)　吸引法・超音波法　　
アポクリン汗腺(においのもとになる汗腺)　50%　
エクリン汗腺(汗のもとになる汗腺)　20-30%

(2)　ローラークランプ法
アポクリン汗腺　70-80%
エクリン汗腺　30-40%

(3)　シェーバー法
アポクリン汗腺　80-90%
エクリン汗腺　50%

(4)　剪除法
アポクリン汗腺　90%以上
エクリン汗腺　50−70%

わきが・多汗症手術である程度以上の効果を期待した時に(2)〜(4)あたりの手術でないと期待する結果は出せません。においだけが気になる人で比較的軽い症状であれば(2)のローラークランプ法でも十分な効果が得られます。しかしローラークランプ法はエクリン汗腺の除去率にはやや難があるので、汗の量が気になる場合は(3)シェーバー法や(4)剪除法の手術ほうがが適していると言えます。当院ではわきが多汗症の手術は、基本的には(3)のシェーバー法を推奨しています。シェーバー法は、わきの手術対象エリアの端を3mm切開して、整形外科での関節鏡下手術等でも使用される高性能シェーバーを挿入して、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を削り取る方法です。傷は小さくても、シェーバーによって剪除法と同程度の汗腺除去が出来ることが特徴です。ただ、以前に他の方法で手術を受けている場合などは、皮下組織が硬くなっていてシェーバーの効果が落ちてしまうしまう可能性もあるので、そういう場合は通常の剪除法をおすすめすることがあります。
また当然のことですが、同じ手術方法でも術者の熟練度によって手術効果にも違いが出てきますので、手術方法選びも大切ですが、先ず自身に合ったクリニックを選ぶことが手術成功の鍵だと考えます。(執筆:ルネッサンス美容外科医院 院長曾我部)

症例

のわきが手術・多汗症治療の症例写真

女性20代

ハイブリットシェイバー法（わきが手術）を受けられた方の体験談

302,500円

（施術を受けた方の平均費用）

詳しく見る

のわきが手術・多汗症治療の症例写真

女性10代

ハイブリットシェイバー法（わきが手術）を受けられた方の体験談

302,500円

（施術を受けた方の平均費用）

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わきが手術・多汗症治療の詳しい治療法

剪除法

ルネッサンスのわきが・多汗症治療「剪除法」に対する考え (1 ) 他の方法と比較した剪除法の位置付け わきが・多汗症治療における「剪除法」は、脇の下の皮膚を切開(4〜5cm程度)し、皮膚の下を剥離して皮膚を伸展させながら裏返して、直視下で汗腺を削除する治療法です。わきが・多汗症の治療法で剪除法を除いて直視下で汗腺類を取り除くことができる処置方法はありません。この「直視下で処置できる」ということが、この剪除法の強みです。しっかりと処置を行えば、においのもとであるアポクリン腺を9割以上、汗のもとであるエクリン腺は5割から7割程度除去することが可能です。数あるわきが・多汗症治療の中で、汗腺を除去することが可能な処置方法と言えます。 (2) 剪除法の長所と短所 長所 (a)「剪除法」を理解しかつ「剪除法」の専門医師が処置を行うのであれば、汗腺類の除去は非常に高い。 (b) わきが・多汗症の「再手術」時の瘢痕化している皮下組織でも他の処置法に比べ対処が容易である。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 短所 (a) 他の処置法と違い、皮膚を皮下脂肪層と離断するので、術後の合併症(皮膚壊死・皮膚拘縮等)の頻度が高くなる。そのため、術後の脇の固定が他の処置に比べより厳格になる。 (b) 他の処置法と比較すると切開線が大きく、傷痕が目立つこともある。また皮膚の色素沈着も長引くことがある。 (3) 剪除法を適用することが好ましい症例、好ましくない症例 僕は、すべての症例において剪除法が好ましいとは考えていません。現在、剪除法は保険診療を行っている施設では(当院は自費診療のみ)保険適応が可能です。もちろん、本人の意志で保険適応で剪除法を受けることに関して、全く否定するつもりはありません。しかし上述した長所の反面、合併症の頻度も高くなることと、結果としてわきの皮膚の美容面での問題が発生することも多いので、「わきがの程度」や「傷を気にするかどうか」などを考慮して、その人に適した治療を提案することが大切だと僕は考えます。例えば、「時々においが気になることもあるのでエチケットとして受けたい」と比較的軽く考えている人に僕は剪除法を勧めることは無いでしょう。 剪除法が好ましい症例 (a) 以前に他院でわきが・多汗症の処置を受けたことがあるが、効果が不十分なので再手術を希望する場合。 こういう症例では、以前の手術の影響で皮下組織で瘢痕・癒着を形成し、シェーバー法などでは十分な汗腺削除ができず、不十分な処置になってしまうことがあるので、剪除法が第一選択です。 (b) においの程度が特に強い症例 においが特に強い症例では、残存した汗腺からでもにおいを認めることがあるので、直視下で汗腺類を処理することが望ましいと考えます。 剪除法が好ましくない症例 (a) 汗の量だけを気にしている症例 剪除法でもエクリン腺を完全に除去できるわけではありません。エクリン腺は皮内に存在するので、においのもとになるアポクリン腺よりも除去率は低くなります。現在の汗の量の半分くらいになると考えて頂ければよいでしょうか。もちろん半分に減れば、少なくなったという実感は強いでしょうが、わきに切開痕まで残してまでする処置では無いと個人的には考えます。特に若いご婦人であればボツリヌストキシンの注射による多汗症治療を積極的に検討して頂くほうが良いでしょう。 (b) 肥満等でわきの下(腋窩部)の皮下脂肪層が多い症例 皮下脂肪が多いと、術後の皮膚と皮下組織の癒着が遷延する傾向にあり、皮膚壊死等の術後合併症の頻度が高くなります。 (c) わきの下(腋窩部)の処置対象エリアの面積が特に広い症例 上記(b)と同様、皮膚壊死等の術後の合併症の頻度が高くなります。 (d) 時々においを自覚するのでエチケットとして気軽な感じで処置を希望している症例 このような症例では、比較的合併症の頻度が高い剪除法を敢えて選択する医学的意義は全く無いと考えます。 (4)まとめ 剪除法は、わきが・多汗症治療中でもっとも効果をだせる「可能性が高い」手術です。なぜ敢えて「可能性が高い」という表現を使ったかというと、どの医師でも同じように高い効果を出せる処置ではないからです。腋窩(脇の下)の皮膚の構造を熟知していなければ、たとえ剪除法で処置を行ったとしても十分な効果を出せないばかりか、合併症の頻度だけ高くなってしまうでしょう。また、上述したように、医師側が剪除法が好ましい症例と好ましくない症例を見極めて、適用させるかどうかを適切に判断する必要があるのです。

多汗症ボトックス注射

脇のにおいよりも汗の量が気になるという人には、ルネッサンス美容外科医院では第一選択としてボトックスによる制汗治療をおすすめしています。脇のにおいが主たる悩みの場合は、社会生活上困ることが多く手術による根治治療が好ましいのですが、脇の汗の多さが主たる悩みの場合は市販の制汗スプレーでもある程度対処は可能なので、においの問題ほど社会生活上問題になることはありません。また多汗症の場合、生活環境の影響などが原因で一時的なものであることもあります。手術をしても完全に汗を止めることは難しく、最大でも、手術前の1/3程度の減量に留まります。汗の原因であるエクリン汗腺は、皮膚の内部に存在するため汗の減量効果を高めようとすれば、皮膚を薄くまで削り込む必要があり、術後における皮膚の挫滅や色素沈着等が問題になることもあります。 多汗症のボトックス治療と手術治療の両治療法の長所や短所を比較考慮した時には、ボトックスのほうに分があると思います。 ボトックス治療は、個人差はありますが一般的にその制汗効果は半年程度ですが、数ヶ月間は完全に汗が止まる場合が多いです。通年汗の量が気になる人の場合は1年に2回必要ですが、夏場だけ気になる場合等などは、夏前に1回ボトックス注射をするのでも良いと思います。 当院は、アラガンジャパンの「ボトックスビスタ®」を使用しています。「ボトックスビスタ®」は1バイアルが50単位の規格なので、ルネッサンス美容外科医院では多汗症治療には2バイアル(100単位)使用しています。処置は約10分ほどで終了します。

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