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  ドクターインタビュー

池袋フェミークリニック 田村 路子先生

ドクター
インタビュー

池袋フェミークリニック 田村 路子先生

2023年に開院20年を迎えた美容皮膚科 フェミークリニック。現在は東京4院、大阪3院を展開し、「メスを使わない自然な美しさの提案」「患者さまに寄り添った治療」を行っている。
今回は、明るくフレンドリーな人柄が魅力の池袋院・田村路子院長にインタビュー。目指しているのはアットホームなクリニックと、患者さまと長いお付き合いをすること。そのために「相手に興味を持つ」姿勢を大切にしていると言う。そのような田村院長の“人を大切に思う気持ち”を本インタビューから感じ取ってほしい。

クリニックが目指すのはファミリーのような存在。

初めに池袋フェミークリニックの基本理念を教えてください。

フェミークリニックでは「すべては患者さまの笑顔のために」を基本理念としています。その上で池袋院では、医師、カウンセラー、受付、看護師の全員がホスピタリティの精神を持って患者さまと真摯に向き合い、安全な医療の提供を心掛けています。

当院の良さをひと言で表すなら「アットホーム」ですね。患者さまと医師・スタッフとの距離が近く、相談しやすいクリニックだと思います。おこがましいかもしれませんが、長く通われている患者さまも多いので、ファミリーのような存在でいられたらと考えています。


治療に当たっての基本方針は?

患者さまにキレイになっていただくために、総合的なアドバイスをすることです。
例えば、気になるたるみを改善しても、シミがたくさんあったらトータルで美しいといえないケースもあります。ですから、「このシミが気になる」「このニキビを治したい」という今の症状だけでなく、客観的な視点をプラスしてトータルにアドバイスをしています。
だからといって治療を押し付けることは絶対にありません。アドバイスを受けてどのように思われるのかを大切に、患者さまの気持ちを優先して治療を進めていきます。


患者さまの美容医療に対する意識の変化をどのように見ていますか?

美容医療については、以前よりも気軽に受けられるようになっているのではないでしょうか。かつてはボトックスを打つだけでも「整形はイヤ!」と言われることがありましたけど、今は「大事な用事の前にちょっとキレイにしよう」という傾向になっているように感じます。

最近では「肌育」という言葉もよく目にするようになり、ニキビやシミができないようにする予防的治療が注目されていますよね。
美容は若いうちからのメンテナンスが大事なので、池袋フェミークリニックでも積極的に取り組んでいきたいと思っています。若い方にも「時間が空いたから行ってみようかな」と思っていただけるように、気軽に足を運べる環境づくりやメニュー開発をしていくつもりです。


最新治療を積極的に取り入れニキビが再発しにくいお肌へ。

お肌全般のお悩みに対応されていると思いますが、現在力を入れているのはどのような治療ですか?

ニキビ・ニキビ跡治療の需要がとても高いので、そちらに力を入れています。
相談にいらっしゃる方は、ニキビとニキビ跡の両方があるケースがほとんどです。そして、一人として同じ症状はありませんから、症状に合った総合的な治療が行えるよう、さまざまな治療をご用意しています。


治療内容が充実しているとのことですが、代表的なものを紹介いただけますか。

ニキビ治療のメインはピーリングとクロモライトです。クロモライトは光エネルギーを当ててアクネ菌を殺菌する光線治療で、炎症が進んだ赤ニキビなどに有効です。重症のニキビの場合は、ビタミンA誘導体の飲み薬で、皮脂の分泌を抑える「イソトロイン(イソトレチノイン)」 を併用します。

女性の場合、お肌が乾燥したために潤いを補おうと皮脂過多になる方も多いので、そのような場合は、ヒアルロン酸の「ボライト」をおすすめしています。こちらは比較的新しい薬剤で、お肌全体に細かく注入すると皮膚に水分を補うことができます。


ニキビ跡には、それらとは違う治療があるのでしょうか?

そうですね。一番新しいニキビ跡治療は再生医療です。ご自身の血液を採取し、炎症を抑える成分を抽出して、お肌に再注入します。ニキビを改善すると同時に赤みも抑えられ、赤ら顔の方や酒さ様皮膚炎の方に適しています。
他には、ポツポツと赤みのある跡には光治療、凹みにはダーマペンやポテンツァが有効です。特にポテンツァはダウンタイムも少なくおすすめです。


ニキビ・ニキビ跡治療の満足度を高めるために大切にしていることを教えてください。

ニキビが再発しにくいお肌を作ることがゴールだと思っています。
ニキビが治っても、再び同じ状態に戻ってしまっては意味がありませんから、治療している間にスキンケアや食生活についてアドバイスし、治療を終えた後もそれらを続けていただくようにしています。
もしニキビが再発してしまったら早めにメンテナンスしていただきたいので、気軽に相談してもらえる関係づくりも大切にしています。


ニキビ・ニキビ跡は早期の治療、正しいケアが重要だと聞きますが、その点についてご説明いただけますか。

はい。ニキビは放っておくと最終的にはクレーターになってしまいます。そこまでいくと、元のお肌に戻すのは難しくなりますから、ニキビができた時点ですぐに治療を始めてください。

それと、今はインフルエンサーのスキンケアを参考にしている方も多いと思います。ただ、お肌は一人ひとり違いますから、そのケアが誰にでも有効とは限りません。間違ったスキンケアを続けているとニキビが悪化する恐れがあるので注意してほしいですね。
お話をうかがえばニキビの原因をみつけられますし、その方に合ったケアも紹介できますから、ご自身で判断せずに相談してください。


これから力を入れていきたい治療はありますか?

ニキビ・ニキビ跡治療では、再生医療やイソトロイン(イソトレチノイン)とピーリングとの組み合わせ治療を行っていきたいです。
ニキビ・ニキビ跡治療以外では、たるみ治療ですね。糸リフトを導入したので、ヒアルロン酸との組み合わせで効果を高めていきたいと考えています。


美容医療で得られる喜びをたくさんの方に届けたい。

医師を目指したきっかけを教えてください。

父と両祖父がドクターなので、昔から患者さまと接する姿を見ていて自然と医療の道を志しました。はっきりと意識したのは高校生の時です。手に職を持ちたいとの思いもあって、医学部を目指して勉強し始めました。
それと、高校生の時からボランティアが好きだったんです。老人ホームでご高齢の方々の話し相手をしたり、ゴミ拾いに参加したり。人に尽くす仕事をしたいという思いもありましたね。実はボランティア絵画展で賞を取ったこともあるんです(笑)


美容医療に進まれた経緯は?

研修医を終えた時点で内科と美容医療で迷いました。周囲に相談したところ「内科を経験してから美容に行った方がいいんじゃないか」と言われ、消化器内科へ。その後、結婚したタイミングで美容医療に移りました。

実は、学生時代から美容が好きで、いろいろな治療を受けていたんです。「ヒアルロン酸1本でメイクする時のテンションがこんなに上がるなんて。うれしい!」って思っていたから、いつかは美容医療をやりたいと考えていたんです。念願の美容医療に携わるようになり、私が経験したような喜びを多くの方に届けられるように頑張っています。


医師としてのモットーを教えてください。

患者さまを笑顔にすることです。「田村先生に見てもらいたい」と思っていただき、長いお付き合いができれば最高ですよね。
そのためにも患者さまのお話をしっかり聞き、寄り添うことを大切にしています。たくさんお話がしたくて、施術している時も結構話しかけちゃうくらいです(笑)


先程、新しい治療を導入されたというお話がありましたが、最新情報などはどのように得ているのですか?

私は勉強会が好きなので、できる限り参加するようにしています。それと学会には必ず参加しています。そのような場を通じて著名な先生方と親しくさせていただき、情報を得たり、相談にのってもらったり。そうやって情報を常にアップデートすることが重要ですよね。


最後に、読者にメッセージをお願いします。

池袋フェミークリニックでは、定番の治療から最新の治療まで幅広く揃えています。数ある治療の中からお一人おひとりに合った治療プランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
本当にアットホームなクリニックですから、気構えずに「ちょっと田村先生に会いに来てみた」という感じでいらしてください。皆さまの来院をお待ちしております。

編集後記

先生の印象をひと言で表すなら「とても明るくて楽しい先生」です。お話をしていると前向きな気持ちになれるような気がして、もっともっとお話ししたくなります。実際にインタビュー時にスタッフが「あれは? これは?」と質問攻めにしてしまいましたが、優しく丁寧に答えていただきました。患者さまにも同じように接していらっしゃる姿が想像でき、きっと楽しいカウンセリングなんだろうと思います。
池袋フェミークリニックについて「アットホーム」と繰り返しおっしゃっていましたが、こちらも、先生の人柄がスタッフとの関係を良好なものにし、温かい雰囲気を作っているのではないでしょうか。インタビュー前に「本当にいい先生」との評判を耳にしていましたが、納得です!

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