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  ドクターインタビュー

鼻の整形は国内外で高評価。確かな自信が生む信頼感は抜群 銀座院 福田 慶三 院長

ドクター
インタビュー

鼻の整形は国内外で高評価。確かな自信が生む信頼感は抜群 銀座院 福田 慶三 院長

複数の美容外科クリニックを経て、2004年にヴェリテクリニック銀座院院長に就任した福田医師。匠の技を駆使した鼻の手術は抜群のセンスで人気を集め、国内はもとより海外からも受診者が多数訪れるほど。「患者さまに満足してもらうために、できる限り希望通りに仕上げる」という言葉からは確固たる自信が感じられるが、だからといって傲慢さは微塵もない。高い技術力に寄りかかることなく、患者さまの不安解消のために情報発信にも力を入れる、そんな視野の広さが印象的。

想定外をなくすため、
情報をすべて伝えることが大切。

美容外科医として大切にしていることを教えてください。

美容外科も美容皮膚科も、美容とつくからには患者さまの欲望を満たすことが第一義です。

ただし、美しさに絶対的なものはなく、すべて自己満足。周りの評価も含めて満足される方もいれば、周囲がどう言おうと自分の希望を通すことで満足される方もいます。また、こちらが良いと思っても患者さまはそう思わないことがありますし、逆もあります。
そのような中で、それぞれの患者さまの思いを受け止めること、できる限り希望通りにして差し上げることを大切にします。それが満足に繋がり、満足は喜びになります。僕は患者さまに喜んでもらいたいので、逆の状況にならないようにしたいと常々思っています。

簡単に言えば、患者さまが怒る場面をなくしたい。
事前に説明をしても、施術的に問題がなくても、仕上がりがイメージと違うと感じてしまうことはあります。そのような時に、患者さまが声を荒げたり、感情的に責め立てたりするような状況をなくしたいのです。それによって良い結果が得られることはありませんからね。それには、医師やクリニックが、事前にすべての情報を伝えることが重要だと考えています。


具体的にどのようなことが必要だと考えていますか?

患者さまが怒るのは、想定していなかった状況になった時に不安やとまどいが生じ、「そちらの責任じゃないか!」と責めたくなるのではないでしょうか?

それを避けるには、想定外が起こらないようにすることです。医師が満足してもらえる施術をするのは当然ですが、リスクやダウンタイムについて、また万一の場合にもきちんと対処することを事前にしっかり伝える努力をすべきでしょう。ヴェリテクリニックのホームページには百科事典的なページがあり、施術解説、ダウンタイム、想定外のトラブルや対処方法などを掲載しています。現在は文章だけなので、画像を加えてより分かりやすいものにしたいと思っています。言葉だけでなく、目で見える形で情報を伝えるツールを充実させるのもひとつの方法だと思っています。


得意とされている治療、今注目している治療を教えてください。

得意ということでは、鼻の手術では一定の評価をいただけていると思います。

鼻は形が変えやすく、同じ手術をしても医師のテイストが出やすい部位です。手術の上手い下手とは別に、いわゆるセンスが問われると言われています。そのような部位で褒めていただけるのは、ありがたいですね。

注目しているのは肌の治療です。
美肌治療には次々と新しい機械や新しい治療法などが登場し、高い効果が得られるようになっています。
中でも、レスチレンヴィタールという、ヒアルロン酸のひとつであるレスチレンをメソセラピーの要領で肌に細かく注入していく美肌治療器は良いと思います。しなびた葉っぱには霧吹きで水をかけると生き生きとしてきますよね。
それと同じように、肌がしなびてしまったと感じた時に施術すると瑞々しさが感じられるようになります。

今の美肌治療は大きな手術を必要としないものがたくさんあるので、とても受けやすくなっていると思います。


手に汗握る手術とは大掛かりなものだけではないと気づき、美容外科を専門とするように。

医師を目指したきっかけ、美容外科に進まれた経緯を教えてください。

私は3兄弟の3番目で、上の2人はエンジニアでした。私もその道に進もうと思ったのですが、3人とも同じ道というのも…と、医学部行きを薦められたのがきっかけです。形成外科医になったのは、自分の"ガラ"に合っていたから。

形成外科や美容外科は手先の器用さが第一。僕は昔から絵を描いたり、工作したりするのが得意でしたし、自分でも手先が器用なほうだと思っていたので、向いていると思いました。

大学卒業後に米国へ研修に行ったのですが、海外では形成外科の中に美容外科が含まれていて、教科書にもチャプターがあります。そこで美容外科も診ていたのですが、当時は「もっと手に汗握る手術がしたい」と思ったこともありました。
鼻を高くする治療でいうと、「注射を打つ」という行為自体は難しいものではありません。正直、当時は「注射を打つだけなんてつまらない」と思ったこともあります。でも手術をしていくうちに、手に汗握る手術とは大掛かりなものだけではないと気づきました。鼻の手術では注射の打ち方によって仕上がりに大きな違いが出ますし、二重施術では瞼の1ミリに神経を使います。そのような手術が楽しくなり、美容外科を専門とするようになりました。
今では、どの道も真剣に取り組めばやりがいに変わるのだと実感しています。


休日はどのように過ごしていますか?また、ご趣味は?

家の掃除を手伝ったり、庭の芝刈りをしたりしています(笑)。

あとはスポーツクラブやゴルフの練習にも行きます。身体を動かすのが好きなわけではありませんが、やっておかないとラインが崩れてきますから。皆さん、好き嫌い関係なくキレイにするために歯磨きをしますよね?
それと同じような感覚です。趣味は、これといったものがなくて、仕事が趣味のような感じですね…。

あ、そういえば最近、中国語会話を勉強しています。学会で中国に行くこともありますし、中国から患者さまがいらっしゃることもあるので始めました。結局、仕事ですね(苦笑)。
今は週1回のレッスンを受けつつ、毎日自習しています。始めて1年半ほどですが、今後も続けていきたいですね。


患者さまに届くのは生の声。
医者にも施術体験が必要。

口コミについての先生のお考えを教えてください。

口コミの良さは実体験だということ。

通り一遍に「何日くらい腫れますよ」と言われても、腫れの受け取り方は人によって違います。これから治療を受ける方は、注射や手術がどれくらい辛いのか、痛みはどうなのか、どれくらい腫れるのかという実体験、生の声をたくさん聞きたいわけです。そういう面で口コミは価値があると思います。

治療を経験した患者さまからの口コミが重要なのはもちろんですが、最近は、医者やクリニックのスタッフの生の声も必要だと感じています。自分たちが実際に経験することで痛みや腫れの状態がより的確に伝えられますし、「施術後すぐにスポーツクラブへ行ったけれど、変な目で見られませんでしたよ」というような実体験のほうが、患者さまにより響くのではないでしょうか。


最後に、読者にメッセージをお願いします。

昔は敷居が高い、隠しておきたいと言われていた美容外科ですが、現在は、取り返しがつかない大きな手術ばかりではありません。

涙袋や唇へのヒアルロン酸注射などは、「かわいくなれるなら、周囲に分かってもいい」と言う方も多く、メイク感覚に近づいているように感じます。効果が一時的というとマイナスの印象に受け取られがちですが、より気軽に行えるようになったと考えてもらえば悪いことではないと思います。

美容院に行くときに「また1か月後に来ないといけないの?」と不満を持つ方はあまりいませんよね? でも美容外科では「半年しか持たないんですか?」と言われる。そこには費用対効果の問題があると思います。「なんとなく効果があったような…」では、患者さまは満足も納得もできません。
僕自身も曖昧なものは嫌ですから、本当に効果のある治療を提供しています。ですから、お悩みや気になる部分があれば1回試してほしいですね。

編集後記

お話を伺って感じたのは「ハッキリと物を言う先生」だということ。デリカシーなくズケズケ言うのとは違い、迷いがなく、とても明確で清々しい。確固たる自信によるものだと思いますが、とにかく安心感を与えてくれます。ご本人に周囲から人物評を尋ねると、「仕事では厳しいからねぇ」との回答。先生が動くと蜂の巣をつついたようになるとか…。仕事に妥協しない姿勢がうかがえます。一方、プライベートのお話からは愛妻家の顔が見え隠れ。スーパードクターの意外な一面を少しだけ覗けたような気がしました。

ドクター紹介

理事長

福田慶三

人間の顔は人とのコミュニケーションという役割の機能を担っています。
顔のコンプレックスは、その機能を妨げていると思います。
そのコンプレックスを取り除いてさしあげていくことが美容整形の使命と考えています。

略歴

1985年 名古屋大学医学部卒業
1987年~1989年 
米国メイヨークリニック等で研修
1989年~1992年 
米国ミシガン州Craniofacial Instituteと
Providence Hospitalにて研修
1995年 小牧市民病院形成外科部長
2002年 愛知医大形成外科講師
2004年 ヴェリテクリニック銀座院院長 就任

●元 高須クリニック医師
●元 コムロ美容外科医療次長

資格・所属:
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医

【著書】
「セレクト美容塾・鼻」 編著:美容塾
出版:克誠堂出版

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