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『ニキビ・ニキビ痕について』

ニキビ・ニキビ跡の治療

解説 梅田フェミークリニック

公開日:1970/01/01


[ニキビの原因]
主に毛穴のつまりと皮脂の過剰分泌がニキビ派生の原因と言われています。
それらが起こる要因は様々ですが、思春期に発生するニキビは、性ホルモンの分泌上昇が起きることによって、皮脂が過剰に分泌された結果起きると考えられています。20代以降に発生する大人ニキビは、ホルモンバランスが乱れたことが原因で肌のターンオーバーに狂いが生じ、角質肥厚が誘発されて、その結果ニキビが発生します。
大人ニキビは、睡眠不足、ストレス、不規則な生活、肌に合わない化粧品などによっても生じるので、原因は様々です。
*ターンオーバーとは、肌の細胞が生まれてから垢(角質)として剥がれおちるまでの流れをいいます。ターンオーバーが順調に行われていれば、古い角質が蓄積されず、きれいな肌を保つことが出来ます。

[ニキビの種類]
にきびにはさまざまな種類があります。
にきびの種類によって症状も違い、呼び方も実は変わってくるのです。
当然ですが、治療方法というのもにきびの種類によって異なってきます。
にきびが数箇所できているという方もおられると思います。
複数のにきびが同じ顔にあったとしても、それぞれのにきびが同じ種類というわけではありません。
できてしまったにきびがどんな種類であるのかをまずは確認し、症状に合わせて治療を行う必要があります。

〜初期症状〜
皮脂が毛穴に詰まり、中にたまった皮脂や角質が蓄積。
《黒ニキビ》
毛穴の中に詰まった皮脂が酸化して黒く変化し、開いた毛穴が黒っぽく見えている状態。
《白ニキビ》
毛穴が閉じているため皮膚の一部が白く少し盛り上がって見えている状態。

にきびができてすぐの黒にきびや白にきびの段階で、適切な治療を行えば、すぐに治ることが多いのですが、そのまま放置をしておくとだんだんと赤にきびへと進化をしていきます。
なぜ赤にきびに進化をするのかと言いますと、アクネ菌が毛穴の中でどんどんと増殖をしていくからなのです。
皮脂を栄養源として増殖をしたアクネ菌は皮膚の炎症を起こし、それが赤にきびへとなっていくのです。
皮膚が炎症をすると、赤くなるだけではなく、黄色くなって膿が出るようなこともあります。
《赤ニキビ》
アクネ菌の増殖による周辺組織の炎症。毛穴周辺にも炎症が生じる。
《化膿ニキビ》
炎症がさらに進んで、膿がたまった化膿ニキビになる。

[ニキビ跡]
黄色く膿がたまってしまうと、にきび跡が出来やすくなってしまいます。
【治療方法】
にきびは気になるものなので、よく潰してしまう方がおられます。
しかし、にきびを自分で潰してしまうと、傷口から菌が入り込んで悪化をさせてしまうこともあり、それがにきび跡へ繋がってしまうこともあります。

綺麗なお肌を取り戻したいのであれば、自分でにきびの処置をせずにクリニックで正しい治療を受けるようにしましょう。

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