ダウンタイムほぼなし、不感症治療!Gショットとは?
婦人科形成 (その他(女性器の整形))
公開日:2022/01/31
5000人以上からの回答を得た報告では、なんと20-40代女性の「約66%」が性交渉の時に痛みを感じているという結果でした。
また、「50%」が快感を得られていない、あるいはオーガズムに達することができないという悩みを抱えていることがわかります。
このコラムを読まれている方の中にも、同様の悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか?
そして、体質のせいなのだと諦めていたりはしないでしょうか?
実は、このいわゆる不感症、医学の力で解決できる可能性があるのです。
それが、今回紹介する施術「Gショット」です。
Gショットの話に行く前に、まず、Gスポットの話をする必要があります。
皆さんはGスポットをご存知でしょうか?
この器官は、膣の前壁に存在する、「オーガズムと密接に関わる部位」と言われています。
しかし、解剖学的には、「膣内の他の場所と異なる組織や神経が存在するわけではない」こともわかっています。
では、なぜGスポットは快感を生み出すのでしょうか?
これには、陰核(クリトリス)の存在が大きく関わっていると考えられています。
陰核が刺激を与えられると、性的興奮や快感を引き起こすということは、ご存知だと思いますが、実は、陰核の大部分は体内にあります。
体外に露出しているのは、陰核全体からするとごく一部分です。
そして、体内の陰核に膣内から刺激を与えることが可能な部位が、Gスポットと呼ばれているのです。
ここでGショットの話に戻ります。
Gショットとは、Gスポットにヒアルロン酸を注入し、隆起させることで、Gスポットとペニスの密着度を増し、感度を高めるという治療です。
簡単そうに聞こえますが、ここで注意点が2点あります。
〇1つ目は、正しいGスポットの位置の把握〇
先ほど述べた、陰核の体内部分と膣前壁との解剖学的位置関係が把握できていないと、膣内に隆起が作られるだけになります。
そうすると、せっかくGショットを行なっても、不感症の解決にはならない可能性があるのです。
よく、膣入口から2cmくらいのところにGスポットは存在すると言われていますが、確かに多くの場合、それは正しいと言えます。
しかしながら、解剖構造は、人それぞれ。
ですので、正しくGスポットの位置を把握する必要があります。
〇2つ目は、ヒアルロン酸を入れる深さ〇
膣内から陰核への刺激を強めるためには、膣の粘膜下層というところにヒアルロン酸を入れていきます。
このやや深い層にまで入れないと、Gスポットを刺激しても、体内の陰核へうまく力が伝わらないため、ヒアルロン酸を入れる深さが重要になってきます。
例えて言うと、ビー玉の上に直接座った場合には痛いと感じますが、座布団を一枚敷くだけで、ビー玉があるのかさえわからなくなることと一緒です。
これらの注意点は施術する上で、大変重要です。
しかし、逆に言えば、これらの注意点に気を付けて治療することで不感症は、劇的な改善を望めます。
また、ヒアルロン酸注入の副次効果として、良質なヒアルロン酸を使用した際に、膣粘膜の湿潤環境が改善されるということも報告されています。
結果として、乾燥や潤滑不足で痛みを感じていた方にも、痛みの改善も見込める治療と言えます。
施術自体は、10分もしないうちに終わり、クリーム麻酔を使用すると、ほぼ無痛です。
また、性交渉は2日後から可能です。
日常生活に影響しにくい治療のため、手術は怖い、痛みが苦手、ダウンタイムをとりたくないという方も安心して受けられると思います。
「今までオーガズムを感じたことがない」
「感度を今まで以上に高めたい」
「濡れにくい」
「短時間の治療で日常生活のまま治療したい」
こんな方々におすすめの施術ですので、お悩みの方はぜひ一度ご相談にいらしてください。