切らないわき汗・わきが治療「ミラドライ」
わきが手術・多汗症治療
公開日:1970/01/01
医療機器、電子レンジ等に広く用いられているマイクロ波(電磁波)エネルギーを利用して、汗腺にある水分をターゲットとし、わき汗やニオイの原因となるアポクリン腺・エクリン腺の機能をなくしていきます。
失われた汗腺は再生しませんので、手術同様の長期間の効果が期待されます。
※効果及びその持続期間には個人差があります。
では、
効果の点はもちろんですが、術後の痛みや腫れ・内出血などに関してはどうなのでしょうか
①術後の痛み
局所麻酔は2~3時間で切れてきますので、その頃から鈍痛が始まります。各クリニックごとに希望の方には鎮痛剤したりもしますが、基本はアイスパックによる冷却になります。しっかり繰り返し冷却することで、痛みは我慢できる範囲内で済むようです。翌日くらいまで鈍痛はありますが、翌々日には軽減することが多いようです。
②術後の腫れ・内出血
施術直後は吸引のための軽い内出血が見られますが、こちらは1~2日で軽快します。
その代わりに翌日には局所の腫れが出現し、こちらは個人差はありますが約1か月続きます。長い方では2か月ほど経ってもすこし腫れが残っていることがありますが、ほとんどの方は良くなります。
時に、腕や側胸部にまで内出血や腫れが出現することもあると言われていますが、稀なことです。
③効果
各クリニックごとで局所麻酔の方法や施術の強さを工夫することで、できるだけ1回で十分な効果が得られるように施術をしています。
元の症状の強さを10レベルとすると、汗の量・臭いの強さが1~3レベルまで減少している方がほとんどです。
切らないわき汗・わきが治療「ミラドライ」は、切る手術でもここまでの結果を出すのは難しいので、簡便でたいへん良い治療法です。