大き目のホクロの取り方
ほくろ除去・あざ治療・イボ治療
ある程度大きいホクロの場合、クリニックによっては切除を勧められることがあると思います。 ですが最大でφ1cm程度まででしたら(場所などにもよりますが)、CO2レーザーでの除去を第一に行ってみるとよいでしょう。治療直後、初めは大きい穴に感じますが、その傷跡は数か月かけて徐々に収縮するはずで、元々のφ1cmよりも小さく治ってくれるはずです。まずそれで様子を見てもよいでしょう。 その傷跡がきになるようでしたら、そこから初めて母斑切除を考える。そのような手順で考えられるといかがでしょうか。 ちなみに、一度で手術で取るならば、よくある紡錘型の切除の場合、ホクロの直径の2~3倍の長さの長い縫いあとができるはずです。頬に一直線の長い線ができるのはつらいものですし、大きなものでしたら一方向に縫い寄せる紡錘型の切除では、その上下の皮膚にツッパリを感じることもあるでしょう。 ですから、形成外科医ならば、大きいものは皮弁というやり方を適応しながら、一定方向にツッパリが偏らないようにします。 主治医の先生の見立てで、紡錘型の切除を勧められた場合、その先生が形成外科医でない先生ならば、一度形成外科にご相談されるとよいでしょう。 いろいろな方法を提案してもらえると思います。
公開日:1970/01/01