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美容医療コラム

普段表に出てこないような美容医療の裏話、最新の美容医療情報、美容整形術のポイントなどを美容医療の専門家が発信!

コラム一覧

【血液クレンジング】

その他の美容皮膚科治療

血液クレンジングは、体内から取り出した血液中にオゾンガスを注入し、この血液を再度30分程度かけて体内に点滴するという治療です。薬による治療とは異なり、「自然治癒力」を回復・強化する治療のため、様々な疾患に効果があることが証明されています。 オゾンを血液に融解させると血液はきれいな赤色に変色します。血液やリンパ液を浄化し、細胞を若返らせることで疲れを回復することが可能です。何度も繰り返すと、ドロドロしていた血液がサラサラになってきます。定期的に行うことで体質改善を促し、病気を予防しながら全身のアンチエイジングを助けます。血液クレンジングによって様々な効果が期待できますが、特に女性の場合は冷え性やむくみの改善、不妊治療の一環で活用される方も多いです。その他、疲労回復、肩こり改善、活力精力アップや、心筋梗塞・糖尿病・癌などの予防にもなるので男女問わずぜひ試していただきたい治療です。 血液クレンジングは、50年程度前からすでにドイツやヨーロッパで行われてきている自然治癒力を強化する治療で、なんとあの英国のエリザベス女王のお母様であるクイーンマムも、老化防止・アンチエイジングのために定期的に血液クレンジングを行っていらしゃったというのは有名はお話です。

解説 はもり皮フ科

公開日:1970/01/01

【刺青除去】大きな刺青には削皮②

タトゥー除去

当院では、大きな刺青を除去する場合、「削皮」をお勧めしています。 「切除」は大きな刺青に対応できる治療ではありません。 大きな刺青に対応できる手術は「植皮」か「削皮」です。 一般的には植皮が良いと思われていて、削皮は傷がなかなか治らずケロイド状になると思われているようです。しかし、植皮には術後の見た目が酷いことが多いという欠点があります。植皮した部分は素人の方が見るとまるで「ケロイド」「うろこ」という場合もありますし、多くはパッチワーク状になり境界線が目立ちます。太ももなどから皮膚を採皮して貼り付けるという手術ですので、採皮部分にも傷ができます。 対して、削皮はツッパリ感や痛みなどの症状が少なく、背中いっぱいの大きな刺青も除去できるという利点があります。(削皮によって墨が薄くなった状態に後日レーザーを照射するとさらに効果的です)もちろん欠点もあります。それは、手術の中で最も難しい手技であるということです。やろうと思えば誰にでもできますが、医師の技術によって、結果の優劣差が最も大きく出る手術です。きれいな傷跡を目指すのであれば、非常に難しい手術といえるのです。 削皮も植皮も元々はやけどの治療です。 わたくしは形成外科専門医であり、熱傷(やけど)専門医でもあります。 やけどの専門病院(熱傷センター)からスタートして、形成外科医としてのキャリアを築いてきたという経歴もあります。長年、皮膚を削ること、植えること、それぞれの利点・欠点と常に向き合ってきたわけです。 ケロイド状にならないか、汚くならないか、非常にご心配かと思いますが、わたくしが形成外科・熱傷外科・創傷外科で培った最新の治療を行いますのでご安心ください。 掲載した写真はメッシュ植皮の跡です。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

【刺青除去】大きな刺青には削皮①

タトゥー除去

刺青除去の手術方法には、切除、植皮、削皮とさまざまありますが、その後の生活に支障が出ない方法をしっかりと見極めて選ぶ必要があります。当院では、大きな刺青を除去する場合、「削皮」をお勧めしています。 「切除」は大きな刺青に対応できる治療ではありません。 切除とは、皮膚を切り取って、両端をぐぐっと引き寄せて、縫い合わせるという手術です。 皮膚はほんの少ししか伸びませんので、大きく切り取った場合は、両端を引き寄せようにも引き寄せられません。無理に引き寄せて縫合してしまうと、パツンパツンになりますし、縫い合わせた部分が左右外側に引っ張られ続け、その張力によってケロイドができます。 皮膚はほんの少ししか伸びませんし、引っ張り続ければそのうち伸びるというものでもありません。そのため、当院では「一回目と二回目の手術の間に皮膚が伸びます。伸びたら次の部分を切除しましょう」という分割切除はおこなっておりません。何回に分割したとしても「大きな刺青には対応できない」という原則は変わらないのです。 当院には、大きな刺青の分割切除を受けたが途中で放置されてしまい、途方にくれて相談にきたという方もたくさん来院されています。例えば、般若の顔が10分の1も除去されておらず、中途半端に残っているといった状態です。(掲載写真をご覧ください)

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

【シミ】どうしてシミは取れるのか?

シミ取り・肝斑・毛穴治療

レーザーでシミを取ることができる原理は、選択的光熱融解理論という少々堅苦しい物理理論に基づいて考えられました。 その理論とは、”レーザー光の照射時間はターゲット内で発生した熱エネルギーがターゲットを破壊する時間(照射時間)が、周囲組織に移行する時間(熱緩和時間)よりも短いことが要求される”というものです。 きわめて短い時間でレーザーを照射すれば、目的とするターゲット、つまりシミだけを破壊して、周囲の組織を傷つけることがないということです。 さらに、この理論のもうひとつ大切な要素は、”治療のターゲットは主に、ヘモグロビン、メラニン、水であり、各々のターゲットのみに選択的に熱エネルギーを与え破壊するレーザーを選択し、照射する必要がある”というものです。 たとえばシミ治療にはルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーが、黒色に吸収されやすい波長なので、他の組織に熱エネルギーが吸収されにくく、シミだけを選択的に破壊されることで治療に使われます。 実際にレーザー治療する際にも、医師はこの理論に基づいて適切な照射機種の選択し、照射条件を変更することで、副作用を少なく、シミを効率的に取るかを考えて治療を行っています。

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01

【切らない目の下のくま・たるみを治療】

目元・クマ・眉下・涙袋整形

疲れや寝不足によって目の下にくまができるという俗説があります。しかし医学的には全く根拠がありません。 もし疲労や寝不足が原因であれば、熟睡し休養すれば治りそうなものですが、実際はそうではないために目の下のくま・たるみで悩む方が後を絶ちません。 一昔前は、目の下のくまが治せるなんて思いもよらないことでした。 今は皮膚を切らずに、しかも永続的に目の下のくま、たるみの悩みを解消することができますが、それが専門ではないクリニックでは、いまだに目の下のたるみは皮膚を切って治すしかない、目の下のくまは治せない、と説明される場合も珍しくありません。 一方、目の下のくま治療に力を入れているクリニックでは、ヒアルロン酸やPRP(濃縮血小板)、PRPにグロースファクター(成長因子、GF)を添加したもの、培養した線維芽細胞などを注入して、目の下のくまやたる治療が行われている場合もあります。 しかしこれらの方法ではあまり改善しないか、逆に不自然な仕上がりになる場合もあり、修正を希望する患者様が少なくありません。 また症状が改善したとしても一時的で戻ってしまうため、何度も治療を繰り返すことが前提となります。 また最近は皮膚を切らずに、まぶたの裏側から目の下の脂肪を除去(脱脂)する方法で、目の下のくま・たるみを治療するクリニックも増えてきました。 ただ症状によってはこの方法でも改善しますが全例ではなく、逆にくぼみやシワが増えるだけで症状が悪化してしまう場合もあります。 目の下の脱脂だけで改善できない場合には、くぼみに自分の脂肪を高純度で注入する独自技術を併用して治すので、症状の程度によらず、ハリのある美しい目元に治すことができます。

解説 銀座みゆき通り美容外科 東京本院

公開日:1970/01/01

【スプリングスレッド】引っ張るだけでなく、ボリュームを移動

しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)

ヒアルロン酸などを目の下にたくさん入れると、目の下全体が膨らんでいきます。 ヒアルロン酸などを法令線から下にたくさん入れると、四角い顔になっていきます。 ボリュームを足したり引いたりするよりも、下がってしまったボリュームを元あった位置に戻す施術の方が自然な仕上がりとなるでしょう。 たるみがお悩みで来院されるほとんどの患者様が「鼻唇溝(ほうれい線)が深くなった」とお考えになり、溝を埋めようとヒアルロン酸注入などを希望されます。しかし、実際は、溝が深くなったのではありません。高い位置にあったはずの脂肪が下ってしまい、鼻唇溝の外側・上部に覆いかぶさって影ができているということがほうれい線の本質です。 また、脂肪が下がることによって、口周りにはマリオネットラインが形成されます。逆にお顔上部はといいますと、ボリュームがなくなるわけですから、ゴルゴラインなどの凹みが生じてきます。さらに、頬脂肪と目の下の眼輪筋との間にギャップが生じ、目の下にたるみやクマ、凹みが生じてきます。 スプリングスレッド(スプリングリフト)は、コグ(突起)のついた特殊構造の糸のため、たるみをしっかりと引き上げることが可能であり、さらに、従来のリフトアップ糸や切るフェイスリフトのように決まった方向へ引き上げる必要がなく自由度が高いため、下がってしまったボリュームを希望の位置へ移動させることが可能です。移動させたボリュームは陥凹部に充填できるため、ゴルゴラインや目の下など、凹みの改善にも効果的です。しかも、柔軟性・伸縮性に大変優れているため、筋肉と一緒に動き、仕上がりはとても自然です。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

【スプリングスレッド】不可能だった「お顔の正面」にも効果的

しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)

「目から入る情報は無数だが、脳が一度に処理できる数はごくわずかである」と、脳科学の本に書いてあります。人の目はザルであり、マジックなどのズルには気づきませんし、他人の顏が気になるという人は少ないものです。自分の目だけが非常に厳しいといえるでしょう。そのため、美容医療では、自分がどれだけ満足できるかということが重要です。そして、カギとなるのが「お顔の正面」の改善です。鏡で頻繁にチェックするのはお顔の正面だからです。 しかしながら、従来のリフトアップ用糸も切るフェイスリフトもお顔の側面を引き上げる施術です。これまでは、お顔の正面・中心部までしっかりと引き上げることができる施術は存在しませんでした。 そのため、長年にわたって、お顔の正面・中心部のしわやたるみには照射系や注入注射系、韓国式美容鍼などが用いられてきました。これらは非常にマイルドな治療方法であり、しっかりとしたリフトアップ効果を望む方には物足りないものだったでしょう。 そして、登場したのがスプリングスレッド(スプリングリフト)です。 スプリングスレッド(スプリングリフト)は、伸縮性に優れ、無数のコグ(突起)を備えた特殊構造のため、お顔の正面・中心部までダイレクトに引き上げることが可能です。これまで改善できなかった、ほうれい線、ゴルゴライン、目の下のクマ、マリオネットライン等にもしっかりとした効果を期待できます。 さらには、お顔の側面、首のたるみにも効果的で、輪郭全体が引き締まることによって小顔効果も期待できます。これまでの常識を打ち破る、革新的な効果を引き出せるのです。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

【スプリングスレッド】頻繁に動かす口周りでも緩まず、高い効果

しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)

スプリングスレッド(スプリングリフト)の優れた伸縮性は、従来のリフトアップ用糸が抱えていた多くの問題を解決し、革新的な効果をもたらしました。 従来の伸縮性のない糸は、口周りなどの動きがある部位には使用できませんでした。もし使用したとしても筋肉は動くのに糸は動きませんので、どんどん緩んでしまい、わずか2か月くらいで「効果がなくなってしまった」「元に戻ってしまった」というお叱りを受けることが多いものでした。また、変に引きつれることもありました。 このような問題を解決したのがスプリングスレッド(スプリングリフト)です。 スプリングスレッドはソフトでしなやかに伸縮し、筋肉の動きと一緒に動くため、頻繁に動かす口周りや目元にも使用することができます。時間がたってもほとんど緩まず、しっかりとした効果を期待できます。つっぱり感や引きつれもなく、ごく自然な表情に仕上がります。 掲載イラストは、伸縮性のある糸とない糸との比較をイメージしたものです。 右側の伸縮性のない糸は、時間とともに緩んで伸びてしまいます。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

【スプリングスレッド】リフトアップはもちろん、小顔効果も

しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)

フランスのフリスマン医師によって開発されたスプリングスレッド(スプリングリフト)は、コグ(突起)のついた特殊構造の糸を使用するリフトアップ術です。細かくびっしりと並んでいるコグが、皮膚や組織を傷つけることなく、たるみをしっかりと引き上げます。 また、スプリングスレッド(スプリングリフト)は、従来のリフトアップ用糸と比べて、柔軟性・伸縮性に大変優れています。筋肉の動きに合わせて伸び縮みするため、口周りなどのよく動かす部分にも使用でき、仕上がりがとても自然です。効果の持続期間が長いことも特徴のひとつです。 たるみのリフトアップはもちろん、小顔効果、美肌効果までも期待できるため、若返りを希望する中高年以上の方から、「やせて見られたい」「輪郭をシュっとさせたい」「あごのラインをきれいにしたい」といった20代のお若い方にまで、幅広くお受けいただいております。 <期待できる効果> ・たるみの改善 (ほうれい線、ゴルゴライン、マリオネットライン、フェイスライン、首、目の下) ・しわの改善 ・小顔効果 ・美肌効果 ・老化防止効果 ・目元の若返り わたくしは、スプリングスレッド(スプリングリフト)の開発者であるフリスマン医師から直接指導を受け、奥義を伝授していただいております。フランスまで行く必要はありません。六本木境クリニックで受けることができるのですから。 掲載した写真は、右がフリスマン医師、左がわたくしです。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

切開式直視下剪除法+皮下面スーパーパルスレーザー照射

わきが手術・多汗症治療

脇のシワに沿って、3~5センチ程度切開し、皮下組織内の臭いと汗の原因となるアポクリン汗腺・エクリン汗腺・皮脂腺それに毛根も剪除して取り除く方法です。その後、剪除した皮下面にスーパーパルスレーザーを照射し、再発を防止します。手術時間は1時間30分程度、場合によって2時間近くかかることもあります。手術後3~4日の圧迫固定が必要になります。 治療した部分には永久脱毛効果が認められます。また手術後皮膚面が少し赤くなりますが、2~3ヶ月の経過で徐々に薄くなってゆき、正常な皮膚面に戻ります。傷跡を目立たなくするため、手術後の血腫等を防止するために、丁寧に縫合しますが手術後の注意点は守って下さい。抜糸は1週間から10日後。 また全ての手術の検診(無料)時に、傷跡を早く治癒するために、エルコーニアレーザーの傷跡モードレベルでの照射を行ないます(無料)。手術後3週間程度は激しい運動や腕を上げて伸ばすという動作、重い荷物を持つようなことは避けて下さい。3週間以上経過すると、傷は80%程度治癒していますので、逆に腕を伸ばしていただいた方が、脇の表面は良くなります。6ヶ月以上経過すると、傷跡は目立たなくなり、正常に近い脇の状態になっています。この手術によって100%治癒するとは必ずしも言いきれませんが、かなり改善されることは事実です。

解説 塩崎クリニック

公開日:1970/01/01

【刺青除去】当院のジグザグ切除法②

タトゥー除去

当院では、小さな刺青であっても余分には切り取りません。 小さめの刺青の場合は問題がないことが多いのですが、やはり、どれだけ切り取るとケロイドになるのか、後遺症が生じるのか、はっきりしませんので、出来るだけ色の付いていない皮膚は温存することが求められます。ましてや、大きな刺青に対しては「切除」自体が良い方法とはいえないでしょう。 また、ジグザグ切除をする際、最初に凹凸をデザインしてから手術を始めるという意見もありますが、刺青は不規則な形をしていますし、部位によっては張力が異なり歪むため、私の場合は、最初に凹凸を決めずに状況に合わせて切除していきます。 そして、剥離は最小限としています。剥離する皮膚の面積が広いほど、皮膚の底面に瘢痕が残りますし、合併症を起こす可能性も高まるからです。また、剥離をすると線維性の組織が皮下に増えて柔らかさがなくなり痛みや絞扼感・違和感の原因となります。 また、縫合時は、最初からどことどこを合わせて縫うなどとは考えず、一番無理のない位置を見極めて、縫い合わせていきます。凸に相対する面に凹がない場合には、割を入れて凹を作成しうまく仕上げます。当院では形成外科や美容外科で顔用として使用する極細の糸で非常に細かく縫合しています。 掲載した写真は、指の刺青をジグザグ切除した症例です。ジグザグ切除は傷跡が大変目立ちにくいのも特徴です。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

【刺青除去】当院のジグザグ切除法①

タトゥー除去

刺青を切除する場合、当院では「ジグザグ切除法」を行っています。 ジグザグ切除法とは、切開線を直線にせず、わざとジグザグに切除する方法です。ジグザグに切除した箇所は、バネやアコーディオンのような緩衝作用があり、張力を分散・吸収します。そのため、ケロイドやひきつれを起こしにくくなります。また、グラデーション効果(ぼかし効果)があるため、傷跡が大変目立ちにくいのも特徴です。このことは形成外科で昔から常識とされています。 また、当院のジグザグ切除法は、極力、刺青の形そのままに丁寧に切り取りますので、一般的な切除法(紡錘型切除)と比べて、切除する面積を半分程度に抑えることが可能です。正常な皮膚まで切り取ってしまうともったいないですし、皮膚を多く切り取れば切り取るほど、ケロイドの最大の要因である張力が増してしまいます。そのため、当院では、色のついていない正常な皮膚はできるだけ切り取りません。 ケロイドは見栄えだけでなく、痛み、痒み、ツッパリ感もあり、日常生活に支障をきたします。 掲載した写真は、刺青をジグザグ切除した症例です。ほとんど刺青の形そのままに切り取っています。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

【刺青除去】手術を考えている方へ

タトゥー除去

刺青の除去手術には切除、植皮、削皮、レーザーとさまざまな方法があります。 当院では、面積や長さだけで手術方法や値段を決めることはありません。部位、関節などからの距離、左右対称性、皮ふの厚み、墨の色、深さ、リスクなど、総合的に考慮して手術方法と値段をご提案しています。触診も重要です。小さな刺青でも部位によっては大きなリスクがあるからです。 例えば、手足(四肢)は最大の難関です。まず、手足は余剰組織が少ないです。その上、手首や腕には手に通じる大切な神経、血管、スジ全てが通っていますし。また、手の甲は、薄い皮膚のすぐ下に指を伸ばすための大切なスジが通っています。現に手の外科は最も難しい領域の一つです。 そして、手で一番手術が大変な部位は、実は、指です。細い指に入れられたほんの小さな刺青除去が実は最難関だったりするのです。 足(太ももや膝からしたも含む)の手術も非常に難易度が高いと考えられます。 日常生活で動かしてしまいますし、常に体重がかかり日常生活においてうっ血する部位です。その上、前腕(うで)と同じように足(太ももや膝からしたも含む)には足指などに行く大切な神経と血管が通っています。 このように、小さめの刺青でも部位によっては大きなリスクがあります。 また、比較的リスクが少ない部位であっても、簡単に手術方法を決めることはできません。例えば、大きな刺青の場合、切除手術は適しません。広い範囲の切除を行うと必ず酷いことになります。何回かに分割して行ってもリスクは変わりません。 当院では、皮膚の切除手術は、“小さな刺青”に対してのみ行うべきであり、大きな刺青に対しては「植皮か削皮しかない」と考えています。

解説 六本木境クリニック

公開日:1970/01/01

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