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美容医療コラム

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目・二重整形のコラム一覧

二重埋没法手術の腫れ・ダウンタイム

目・二重整形

埋没法は腫れが非常に少ない手術のため、勘違いされている患者様が非常に多いので、今回は埋没法の腫れについて書きたいと思います。 埋没法は全く腫れていないように見えても、必ず1ヶ月間は腫れています。見た目で腫れが目立つというわけではありません。患者様から見て全く腫れていないと感じていても、厳密には1ヶ月間は腫れているのです。 二重のラインとまつ毛のラインの間が腫れるため、腫れている間は必ず幅が広くなります。また、幅を広く設定すれば、腫れている部分が表に出てくるため腫れは目立ちます。末広型二重より、平行型二重の方が表に出る面積が大きい分、腫れが目立ちます。 また、特に初期の段階は腫れ自体に左右差が出るため、二重の幅にも左右差が出ます。朝むくんでいるときは二重の幅が広くなり、昼になるとむくみが引いて幅が狭くなるという日内変動を繰り返します。 腫れている間は埋没部の食い込みが強くなります。 逆に、1ヶ月経過すれば、腫れはなくなり設定の二重になります。理論的には左右差や食い込み、幅が広すぎるという悩みもなくなるはずです。 このような説明は全ての患者様にされるべきだと思いますが、実際には説明不足の医師が多いため、同じ質問がネット上の口コミサイトに大量に投稿されており、また他院で埋没法をされた方の修正依頼の相談が当院にもたくさん寄せられます。共通する内容が「数日前に埋没法をして腫れは引いたけど、幅が広すぎ希望の二重と違う、左右の幅が違う、食い込みが強い」などです。これらの問題は、腫れている1ヶ月が過ぎれば全て自然に解消するので、時間が経つのを待つしかありません。もし、修正手術をするとしても、完全に腫れが引いた状態でないと正確なシミュレーションができませんので、結局1ヶ月過ぎるのを待つしかないのです。 以上は、2点留めの場合であり、3点留め以上の場合は、完成まで3ヶ月程度かかります。5点留めの場合は、腫れを引かせるために抜糸が必要な場合もあります。

解説 TCB東京中央美容外科 仙台駅前院

公開日:2018/08/05

二重埋没法手術、当院が2点留めにこだわる理

目・二重整形

今回は、二重埋没法手術、当院が2点留めにこだわる理由についてご説明致します。 当院では、埋没法は2点留めを基本としています。ごく稀に3点留めないと理想のラインにならない患者様がいらっしゃいますが、ほとんどの患者様は2点留めで二重のラインを作成可能です。 では、2点留めで作成可能なのに、なぜ、4点、5点と留めているクリニックや患者様が存在するのでしょうか。それは「患者様または医師が長持ちすると信じている」「点数を追加すると料金が高くなる」の2つが原因だと思います。後ほどの書きますが、留める点数が多くなると、長持ちしなくなりますし、様々なリスクが高くなるので患者様のメリットは全くありません。 2点留めで理想のラインができる患者様に3点留めたところで、当たり前ですができるラインは同じです。目頭付近の蒙古ヒダが強く、目頭付近に1点追加するか目頭切開が必要になる方もいます。あるいは、まぶたが厚い方で目尻までしっかりラインを出そうとすると、目尻付近に留めざるを得ませんが、そのような方が平行型を希望されると、真ん中にもう1点留めないと真ん中付近が狭くなってしまうことがあります。このような場合は3点留めの適応があると思います。それでも、ラインを作るために4点留めが必要になるケースはないと思います。 もちろん、正しく手術を行えば4点留めも恐怖の5点留めでも完成したラインは2点留めと全く同じです。まず、私が言っておきたいのは点数を多く留めたからといってその分長持ちするわけではないということです。冷静に考えればわかりますが、同じ方法で留めていれば1点あたりの取れる確率は同じと考えられます。一定の確率で取れてしまう埋没点が多くなればなるほど、少なくとも1点が取れてしまう確率は高くなるはずです。したがって、2~5点留めで最もラインが長持ちするのは2点留めということになります。 3点留め以上は、「腫れが強くなる」「完成まで時間がかかる」「内出血など様々なリスクが増大する」「2点留めより長持ちしない」「料金が高くなる」など、患者様にとって良いことは一つもありません。これが、当院で2点留めを基本にしている理由です。

解説 TCB東京中央美容外科 仙台駅前院

公開日:2018/08/05

二重手術 埋没法の特徴

目・二重整形

二重の手術には、埋没法と切開法があることはご存知の方が多いと思います。 それぞれに長所と短所がありますが、 埋没法のメリットとしては・・・ <ダウンタイムが少ない> <傷ができない> <糸を取れば(取れれば)元に戻る> というものがあげられるでしょう。これらについてひとつずつ解説をしていきます。 <ダウンタイムが少ない> 埋没を選ぶ理由としては、ほぼこれに尽きるでしょう。 実際、仕事を何週間も休んで受ける方は少なく、通常は1週間以内、3日程度の休みで受けられる方が多いです。「次の日も普通に仕事があるが、どうしてもばれたくない」などとおっしゃる強者の方もおられます・・・(さすがに次の日にばれないというのはなかなか難しい相談ですが) 逆に言えば、それだけお手軽であるからこそこれだけ普及したのだと思います。 ただ、切開に比べるとダウンタイムは短いですが、全然ないわけではありません。 まぶたの厚み、作る二重の幅、手術中に力が入ってしまったり、など多くの要素が腫れや内出血に影響してきます。 また、医師の立場から見て同じぐらいの腫れであっても、「すごく腫れていて気になる」という方もいれば、「全然腫れは気になりません」という方もおられます。捉え方にも個人差があるということです。 ・ある程度は腫れるものと思って、術後のスケジュールなどを無理ないよう調整しておく ・自分の目に合わない無理な二重デザインは希望しない  (どのような二重がよいか、術前に医師とよく相談すること) ・アイプチなどでまぶたがかぶれている場合は、(可能なら)手術前は少しアイプチをやめる などに注意すると、術後に「げっ!」となりにくいと思います。 <傷ができない> 手術の時は皮膚の表面に針で小さい穴を開けます。しばらくの間は針穴は薄い赤色です。術後1カ月程度で色はかなり目立たなくなりますが、少し傷跡のような凹みがあることが多いです。最終的には傷はわからなくなります。 (経過には個人差があります) <糸を取れば元に戻る> これも、埋没ならではのメリットでしょう。糸を取る理由としては・・ ①二重を狭い幅にしたい ②元の目に戻したい ③糸が原因と思われる感染などの症状が起こった などが考えられます。 ①埋没で作った二重が残っていて、そこよりも狭い二重にしたい場合、基本的には抜糸をする必要があります。(年数が経っていると、糸がみつからないこともあります。) ②抜糸をすると、通常は数日から数週間でラインが消えます。(これも、年数がたって皮膚にくせがついてしまっている場合、抜糸できたとしてもラインが消えない可能性はあります) ③糸が原因で感染がおこった場合、また、糸の近くで感染が起こり、糸に菌が住みついて再発を繰り返す、といった場合は、抜糸をしないといけないことがあります(薬で改善することや自然に治ることもあるため、絶対にすぐに抜糸をしないといけないというわけではありません) 以上、埋没法のメリットについてお話しました。 手術を検討されている方の参考になれば幸いです。 次回へ続く

解説 烏丸御池ビューティークリニック 【女性専用】

公開日:2018/07/04

二重手術を受けられる前に知っておきたいこと

目・二重整形

世の中の女性は(男性も)きれいな二重、大きな目、パッチリした目に憧れます。そして、理想の目に近づけるため、日々テープやアイプチをしたりして悩んでいます。 ところで、メイクやアイプチ、テープなどをしている自分の顔・・・それは本当の自分なのでしょうか?飾られた自分なのでしょうか? 毎日テープをしていて、テープがないと外に出れない、という方はたくさんおられます。 きっと、テープをしている顔が本当の顔になっているんだと思います。 テープをしないと自分でなくなってしまう・・・ そういう方にとって、二重の手術とは、「自分の顔を変えるもの」ではなく、「今の自分でいるためのもの」なのかもしれません。 ※自分を変えるために手術を受ける ※今の自分のままでいるために手術を受ける もちろん手術の内容としては同じなのですが、ご本人様にとっての意味合いが全然違いますね。 と言っても、二重の手術が広く普及している現在では、このように思い詰めてご来院される方は少なく、皆さまもっと現実的で具体的な思いを持っておられます。 ・芸能人のような目になってみたい ・毎日テープ、メイクがめんどくさいから ・テープでうまく二重を作れない ・テープで皮膚がかぶれる ・海やプールや旅行やその他、の時に気をつかう ・学校の友達がしていて、自分もやってみたくなった ・就職すると時間が取れなくなるので今の間にやっておきたい ・もともと二重のラインはあるが、気に入らないからラインを変えたい ・加齢で皮膚がたるんで二重が狭くなってきたから広げたい ・昔埋没をしたけど取れたのでもう一回やりたい ざっとあげてもこれぐらいあります。 このような思いを胸に、みなさまは我々のもとへお越しくださいます。 しかし、思いはさまざまであってもやはり手術ですので、受ける方一人ひとりにとっては人生の一大事であることに変わりはありません! しっかりと知識を付けた上で手術に臨んでいただきたいと思います。 二重まぶたの手術は、大きく分けて2種類あります。 <埋没法> 糸を埋め込むことで二重を作る方法 <全切開法> まぶたを大きく切開して二重を作る方法 この他にも、部分切開法などがあります。(当院ではやっていません) この中で、埋没法は、二重整形の中で最もお手軽で、最も人気のある方法です。 人気の理由は、切開法と比べて、圧倒的に腫れが少なく、お仕事や生活への影響も最小限に抑えることができることに尽きるでしょう。 ただ、埋没法はやっているクリニックが非常に多く、情報が溢れすぎてて、受けられる方の側からすると、どこで受けてよいかわからない、という方が多いと思います。 ・インスタやホームページに載っている写真を参考にする ・口コミ広場などの口コミを参考にする ・ホームページに載っている医師のプロフィールやクリニックの雰囲気を参考にする こういう方法で選ばれる方が多いと思いますが、実際選ぶとなるとなかなか大変だと思います。 他のパターンとしては・・・ ・友人が、ここで埋没法を受けて、勧められたから ・他の施術(脱毛など)をここで受けているから というのがあります。こちらの方が情報の信頼性が高いかもしれませんが、少数派です。 やはり一番重要なことは、医師との相性だと思います。それは、実際にカウンセリングを受けてみないとわからないことです。 「あるある」としては、ブログやインスタ写真ですごく印象が良く、「この先生にしてもらう!」と決めて実際にカウンセリングを受けた後、「あれ?イメージと全然違うけど大丈夫?」となったが、今日しか日がないから、などの理由で手術を受けてしまい、後で「なんか納得いかない」となるパターン。 下調べはもちろん大事ですが、あくまでも参考程度にしておくのがよいでしょう。 手術ですので、100%ご自分の希望をわかってもらえるわけではないし、100%ご自分の理想の目になれるわけでもありません。術後に気になる点が出てきた場合に、気軽に尋ねることができそうかどうか、というのも大事なポイントです。 医師の印象、スタッフの対応、料金など、全てに納得がいった状態で手術を受けられるのが理想だと思います。 しっくりこない場合は、たとえ日を決めていても、一度じっくりと考えてみる勇気も必要です。 次回に続く

解説 烏丸御池ビューティークリニック 【女性専用】

公開日:2018/07/04

埋没法は魔法の治療? ~その1:形の限界編~

目・二重整形

美容外科手術の中で最も多いとされているのはやはり「埋没法」でしょう。 まるで魔法のように扱われてしまう埋没法ですが、やはり限界(誤解)があります。 その限界(誤解)を知っておけば「こんなはずじゃなかった」と後悔される方も少なくなるかも そう思いながら今回筆を執らせていただいた次第でございます。 第一回目の今回は「形」編でお送りします。 昨今SNSなどの普及で気軽に二重の情報が入りやすいですね。 カウンセリングにお越しいただくときに、写真を持ってきていただけるので希望とする形がよくわかり、便利な世の中を実感します。 さて、この時多くのかたが【並行型】というものにこだわりを持ってらっしゃいます。 並行型は一般的には目頭から目尻までマブタの際と一定の幅で二重が存在することを指します。 残念ながら日本人できれいな並行型を作成できるのは、私の経験上30%程度かと思います。 なぜなら日本人は「蒙古襞」と呼ばれる目頭側の皮膚の張り出しがあるからです。 この蒙古襞のせいで多くのかたが「奥二重」や「末広型」が自然な形となり、無理矢理作った「並行型」は不自然さ・いびつさだけでなく、取れやすさの原因にもなります。 とはいえ、悲観する必要もありません。 このような場合、目頭切開を加えるたり全切開にすることで問題は解決します。 でも「出来るだけ切りたくない」と思われる方がほとんどですけどね。 さていかがでしたでしょう。 埋没法をさも魔法のようにご紹介するクリニックが多々ありますが、基本的にはただ糸で止めるだけのシンプルで簡単な治療です。 シンプルで簡単な治療であるが故、どうしても限界が存在してしまいます。 理想の二重と埋没法のみで現実に出来る二重をしっかり天秤にかかえていただいて 納得した上で施術を受けていただくのが良いでしょう。 二重のことなら是非”あいち栄クリニック”へご相談ください。

解説 あいち栄クリニック

公開日:2018/06/22

そうだ!目を大きくしよう! 

目・二重整形

『大きな目になりたい!』 美容外科をやっていると、よく遭遇するご希望ですね。 その方のお顔全体のバランスから見てアドバイスはいたしますが、最終的にはお客様ご自身のご希望に応じて術式を決定します。 一つ言えることは世の中には「美のトレンド」というものがあります。 元に戻しにくい施術よりも、まずはプチで出来ることをおススメはしています。 さて、本稿では目を大きくする基本的な考え方を解説していきます。 目を大きくするのは概ね 『上』『内側』『外側』『外側下方』の4方向に大別されます。 ①上 上方向は上マブタを大きく見開かせることにより、目を大きくみせる方法です。 ・埋没法二重術 ・タッキング ・全切開上眼瞼挙筋前転術(眼瞼下垂) このうち前2者が糸のみで行ういわゆるプチ整形であり、後者がしっかりした切開術になります。どの方法も一長一短ですが、しっかりした変化を希望であればやはり切開が必要になる場合があります。 ただし切開の場合、前述のトレンドが変わった時の修正が難しいことだけご理解ください。 ②内側 これは有名な「目頭切開」ですね。 目頭切開は単純に目の内側を開き目を大きく見せるだけでなく、上マブタの内側、いわゆる蒙古襞の部位のテンションを緩めてあげることにより目を大きく見せます。 目頭切開は大きくわけて皮膚除去を伴う方法と伴わない方法に分かれます。 皮膚除去を伴わない方法のほうが、もちろんあとでの修正は簡単です。 また、目が近寄ることになりますので人によっては良い意味では「はっきりしたお顔立ちになった」、悪い言い方をすると「きつい顔になった」と周囲の方に指摘される場合があります。 ③外側 目尻切開を指します。目尻切開単独の場合自然な範囲の変化でいうと1~2mm程度の変化にとどまることが多いでしょう。後述のタレ目と併せて施術する場合がほとんどです。 どちらかというと下方に下げやすくするためにテンションを取る・・・という意味で行われる事が多いでしょう。 ④外側下方 いわゆるタレ目です。タレ目の形成は大きく4つに分かれます。 ・埋没法 ・結膜切開 ・皮膚切開 ・結膜・皮膚切開 やはりどれも一長一短ですが、タレ目はかなりトレンドの影響を受ける場所ではありますので、熟慮の上決定されたほうがよろしいかと思います。 さて、『大きな目にしたい!』という欲求を叶えるためには大きく4方向あることがご理解いただけましたでしょうか? 実際は顔全体のバランスを見たり、ご希望の詳細をお聞きしながらお一人お一人に合った施術プランニングをしていきます。 目を大きくしたいけど、どうしたらいいかわからない・・・ そんな方は是非お気軽にあいち栄クリニックまでお越しください。

解説 あいち栄クリニック

公開日:2018/05/24

目を大きくする方法

目・二重整形

日々のカウンセリングの中で、お顔に関して最も多くの患者様からご相談頂く内容は、目元に関する事です。お顔の印象を変えたいと考えたとき、目に関する施術が最も有効であるケースが非常に多いです。目元のイメージが、可愛い、クール、優しい、知的などその方のお顔全体の印象と直結しています。中でも圧倒的に、「目を大きくする方法」に関して皆さんご興味があるようです。 ご来院されるときには患者様ご自身でこの施術をやりたいというものがすでに決まっていることが多いのですが、時には「目の印象を良くするために自分に向いている方法はありますか?」、「なんとなく目力をアップさせたいけど、何をして良いかわからない」と漠然としたご相談を受けることがあります。 今回は、これといってやりたい施術が決まっているわけではないけど、「目を大きくする方法」を知りたい、という方の参考になればと思い筆をとりました。 目元の手術は主に、埋没法・切開法といった二重の手術、眼瞼下垂、目頭切開法、下眼瞼下制術(たれ目形成)、目尻切開といったところでしょうか。 また、涙袋のヒアルロン酸注入も目元の印象を変える良い方法です。 選択肢が沢山あるので迷ってしまうと思いますが、今回は口コミ広場内でご紹介しております、二重・目頭切開・涙袋のヒアルロン酸注入に絞って、施術の効果や特徴を一つ一つ説明していきますね。 【二重】 まずは、もともと一重という方に最も効果的な方法といえるのが、二重にする手術です。一重の方は上まぶたの皮膚がかぶって黒目の見えている範囲が狭いため、目が大きく見えません。これが二重になるだけで被っていた皮膚が上に引き上げられ黒目が大きくパッチリ見えるようになります。また、もともと二重の方でもちょっと二重幅が広くなるだけで、より華やかな印象に変化します。 二重の方法は大きく分けて二種類です。糸で留める埋没法は手軽で腫れの少ない手術です。また、しっかりととれない二重がご希望であれば切開法がお薦めです。 どちらが優れているというわけではないので、それぞれのメリット、デメリットをご理解の上で、ご自分に合った方法を選択されるのが良いでしょう。 ただし、もともと目を開ける力が弱い方もいらっしゃいます。眼瞼下垂という状態なのですが、このような場合だと二重の手術では不十分で、二重になったとしても黒目がパッチリ見えず眠たそうな印象になってしまいます。これを解消するために、眼瞼下垂の手術では、目を開ける筋肉である眼瞼挙筋を縫い縮める処置を行います。この眼瞼下垂の手術をすることで、もともと目を開ける力が弱い方でも黒目が大きく見えるパッチリ二重を作ることが可能です。 【目頭切開】 次に目頭切開です。手術の方法は、目頭に覆いかぶさっている皮膚の部分、蒙古ヒダを取り除きます。この蒙古ヒダによって目が小さく見えるのですが、目頭切開をすることで横方向に目が大きくなります。それと同時に両目が近づいた印象になるので、目が離れているのが気になっている方にも非常に良い適応です。 【涙袋のヒアルロン酸注入】 最後に、涙袋のヒアルロン酸注入です。下まぶたの涙袋の部分にヒアルロン酸を注射し、涙袋をヒアルロン酸で膨らませて大きくするという施術です。これまで説明してきた手術とは違って、実際に目が大きくなるわけではありません。しかし、目の下の涙袋が大きくなることで、目の周囲を含めて目元とみたときに縦方向に大きくなった印象になります。幅が狭い二重を広い二重に変えるとパッチリ見える、という現象と似たような仕組みだといえます。 いかがでしたか。 一口に「目を大きくする方法」といってもこれだけ沢山あることがお分かり頂けたと思います。 もちろん患者様によって、向き不向きや手術適応の有無があるものです。美容外科医としてはおひとりおひとりをしっかり診断して、どのような施術をご提案するかが腕の見せどころだと思っています。 皆様もこのようなお悩みがございましたら、是非水の森美容外科名古屋院へご相談ください。 名古屋院院長  西川 陽平

解説 水の森美容外科 名古屋院

公開日:2018/01/24

二重埋没法で使用する糸付き針について

目・二重整形

二重埋没法は、施術の種類や個人差によりますが、大きな腫れは3~5日程度続きます。一般的に術後直後よりも翌朝に腫れが大きくなる傾向にあります。ダウンタイムをお休みの間に過ごそうと夏休みに入ってからは学生さんの二重施術希望の方に多くご来院いただき、お盆休みには社会人の方がたくさんいらっしゃいます。 当然ですが医師はすべての患者様に対して「腫れにくい二重埋没法の施術」を心掛けています。施術の技術はもちろんのこと、カウンセリング時に腫れについて十分ご説明したうえでお顔立ちやまぶたの状態にあった「腫れにくい二重のライン」をご提案するようにしています。 施術時に使用する道具も腫れを抑える工夫をしています。 二重埋没法では、糸の両端に針のついた二重埋没法施術専用の「糸付縫合針」を使用しています。 針は、二重埋没法用に開発した特殊な針を使用します。H.I針と呼ばれている針で、針の先端は丸みを帯びており皮膚組織や血管を極力傷つけない設計になっています。針が皮膚組織や血管を傷つけないことは、内出血や腫れを抑えることにつながります。 糸は、すべての二重埋没法の施術で心臓血管外科用の細い糸を使用しています。丈夫で非吸収性(溶けない)のナイロン製の糸で太さは「7-0」。糸の太さは、最初の数字が大きいほど細くなります。通常の消化器外科が手術で使用している糸の太さは概ね「2-0」ですからどれだけ細い糸を使用しているかお分かりいただけると思います。 髪の毛の太さの平均が0.8mm~1.0mmと言われているので髪の毛よりも細い糸ということになります。 「7-0」の心臓血管外科用の糸は、強度もありしなやかで頑丈。切れにくいのが特徴です。細い糸は結び目も小さくなるため、結び目が目立ったり表面から透けて見えてしまったりすることはありません。 また糸の保管方法でも工夫をしています。 小さく巻いた状態で保管すると場所はとらないので収納に便利ですが、糸に折れた跡がついてしまうことが多いです。そこで、折れる部分を少なく工夫した長い大きなケースを使用しています。執刀医の立場からすると糸に絡みやヨレが出ないことは、扱いやすくスムーズに施術が進み正しい位置にしっかりとまぶたを固定できることにつながります。患者様からするとスムーズに早く施術が終わることは、まぶたへの負担を軽減することになり腫れが出にくくなるというメリットもあります。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2017/08/24

左右非対称の二重幅の修正

目・二重整形

アメリカの写真家にアレックス・ジョン・ベックさんという方がいます。その方が2014年にシンメトリーの美しさを証明したいと「Both Sides Of(両側)」というシリーズを発表しました。撮影したモデルさんの写真を左右対称になるように加工したものです。しかし、ベック氏はシンメトリーな美しさの証明どころかアシンメトリーの美しさに気が付いたそうです。 人間の顔の構造は左右対称ではありません。それが個性であり表情であると思うのですが、明らかな左右差があると「自然さ」よりも「不自然さ」のほうが目立ってしまい、美しいと感じられなくなります。 美容外科の患者様には、お顔の左右非対称をコンプレックスに感じていらっしゃる方が多いです。診察で実際に拝見すると、さほど気になさらなくてよい程度のケースと、不自然さを感じてしまうケースに分かれます。さほど気になさらなくてよいケースの場合は、正直に申し上げて、無理に施術をおすすめしないようにしています。 もともとのお顔の骨格が左右対称ではないので、完璧な左右対称に仕上げることは不可能です。しかし、可能な限り左右対称に仕上げるようにしています。 目元にコンプレックスをお持ちの方は、目を大きく見せるために無理に目を見開く癖がついてしまっている方が多いです。アシンメトリーな目元をコンプレックスに感じている方は、片側のみ目を大きくしようするためお顔全体に歪みが生じてしまっているケースも少なくありません。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2017/04/21

目頭切開で大人の目元美人に近づける

目・二重整形

ネットを見ていて【童顔と大人顔とどっちが好き?】という記事を見つけました。男性を対象としたアンケートで、好みは童顔も大人顔もほぼ半々という結果でした。そもそも、童顔とは、どういった顔なのでしょうか。 辞書で調べてみると【童顔】とは、『子供の顔。または子供っぽさのある顔。(大辞林)』と書いてあります。そもそも子どもの顔とは、どのような特徴があるのでしょうか。 子どもの顔の特徴は、 ・輪郭を含め顔全体が丸い ・鼻が小さく、鼻筋も短い ・顔を横に二分したとき、そのライン上もしくはライン以下に目がある ・目が離れている などが挙げられます。 パーツの配置については、アニメの顔をイメージしていただくとわかりやすいと思います。 一方、大人顔の特徴は、 ・顔が長くなり、顎や頬骨などの出っ張りができている ・顔を横に二分したとき、そのラインより上に目が配置される ・目と目の間が狭くなる ・目・鼻・口のパーツが大きくなる などが挙げられます。 どちらの顔立ちも、それぞれメリットがあります。童顔の方は、いつまでも愛らしくいられ「かわいい」という言葉がぴったりです。大人顔の方は、知的でシャープな印象を持つため「美人」「キレイ」という言葉で形容されます。 冒頭の男性を対象としたアンケートでは、童顔と大人顔の好みは半々でした。 しかし、童顔に悩む女性は意外に多く、大人顔になりたいとご相談にいらっしゃいます。 個体差はありますが日本人には、アジア人特有の目の構造で『蒙古ひだ』があります。目頭に皮膚が被さっているとまぶたを目頭で引っ張ってしまっている状態なので、二重の幅を広くしても綺麗な平行型二重にはなりません。 そこで、目頭を切開し、蒙古ひだの引っ張り力をなくすことで、きれいな二重を形成していきます。 また、目頭を切開することで、左右の目が数ミリずつ内側に入ることで、目の距離も縮まり大人顔の目元美人になることができます。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2017/02/04

二重の美容整形方法は一長一短!

目・二重整形

信頼できるクリニックで自分に合った施術を 二重まぶたの施術について、じっくり比較してみました。施術は、埋没法と切開法という、メスを入れるか否かの違いだけでなく、それぞれの方法の中でもさらに細かく分けられることがわかりました。一見手軽そうな埋没法であっても、挙筋法は固定しにくくなってしまったり、たとえ瞼板法を選んでも残った糸によるトラブルが起こる可能性はゼロではなかったりするという点には、十分に注意が必要です。ループ固定を行っているかをクリニックに訊ねてみるのもひとつの方法です。 また、まぶたの皮膚は上側が厚く、下側が薄くなっているというつくりについてもよく理解しておく必要があるでしょう。切開法の際にまぶたの下側の皮膚を切除してしまうと、仕上がりにも大きく影響してしまうことを述べましたが、これは埋没法においても注意しなくてはならない点です。というのも、埋没法で幅広な二重をつくろうとした場合、糸を埋めるのはまぶたの上部の皮膚が薄い箇所になります。すると、瞼板法であっても挙筋法であっても糸の固定は弱くなってしまい、埋没法では幅が広い二重をつくることはできても、それを持続させることが難しくなってしまうのです。 このように、持続性はもちろんのこと、理想の目のかたちにも注目しておくと、より施術法が選びやすくなるでしょう。ひと口に二重と言っても、かたちは多彩でそれぞれに印象も異なります。日本人にもっとも合うかたちと言われている末広タイプは、年齢を問わず受け入れられる自然な雰囲気が魅力です。このかたちであれば、埋没法でも元に戻ることなく施術を行えるという特徴があります。 一方、幅の広い平行な二重をつくるには埋没法よりも切開法の方が確実でしょう。幅が狭いタイプの平行二重であれば、二重の施術に加えて目頭切開が必要になることもあります。黒目の9割以上が見えているという大きくて人形のようなパッチリ目を目指したい場合には、目を開く力が弱いという方は特に前述の眼瞼下垂の手術も検討してみる必要が出てくるかもしれません。 それぞれの方法はどれが良いとは一概には言えないからこそ、信頼できるクリニックで行いたいものです。まずはカウンセリングを受けて、不安を払拭することからはじめてみてはいかがでしょう。

解説 ヴェリテクリニック

公開日:2017/01/13

全切開より気軽にでき、埋没より持続性が高い「小切開法」に注目

目・二重整形

まぶたを端から端まで切開するのは、どうしても大掛かりな手術になってしまいます。そんな時のために、部分的な切開で済む「小切開法」という方法もあります。 小切開法はまぶたの中央部を1〜3箇所ほど切開して行われる手術です。希望する二重のラインに沿って切開したら、全切開と同様に脂肪が多い場合は切除します。その後は切開した部分と挙筋がくっつくように縫合をしたら完成となります。 全切開法を行った際にできる傷の長さが25〜30ミリなのに対し、小切開法の傷は5〜10ミリ程度で済みます。施術時間も全切開に比べると10分ほど短く終わらせることができ、術後のダウンタイムや腫れなども最小限に抑えることができます。全切開に比べると手軽でありながら、元に戻ってしまう心配がないというメリットも持ち合わせた方法なのです。 この小切開法は、全切開は心配だという方の他に、以前行った埋没法の効果が薄れてしまったという方にも受けやすい施術になっています。ただし、以前埋没法を行ったことのある方が小切開法を行う場合、埋没法を行った時とは仕上がりが変わる場合もあります。というのも、小切開法は全切開と同様に余分な皮膚やROOFも切除することができるため、まぶたに悩んでいる方は合わせて施術することが可能になるからです。 また、埋没法で施した二重のラインが薄くなっている方が行えば、切開法ならではのくっきりとした二重のラインを手に入れることもできます。 埋没法と切開法について詳しくご紹介しましたが、術後に元に戻したくなったり修正手術を受けたくなったりした時のための施術についても見てみましょう。 埋没法の挙筋法を選んだ場合には、挙筋を糸で押さえてしまうためにまぶたが開きにくくなってしまうケースがあるとご紹介しました。これは「眼瞼下垂」と呼ばれる状態です。 目を開いた時に黒目が7割見えると一般的な目の大きさ、9割だといわゆる大きな目という印象を与えることができます。ところが、5割ほどしか開かない場合は眠そうな印象になってしまいます。挙筋はまぶたを持ち上げる働きをしていると述べましたが、その役割を果たす筋肉を眼瞼挙筋と言います。眼瞼挙筋は目の奥上から伸びていて、挙筋と瞼板につながっています。この眼瞼挙筋は、交感神経が緊張することで縮み、ミュラー筋という筋肉がまぶたを持ち上げているという仕組みになっています。 挙筋法によるもの以外にも、まぶたをこすったことで挙筋が剥がれてしまった場合や加齢が原因になる場合もあるため、誰にでも起こりうるものだと言えるでしょう。まぶたが開きにくくなったことで眼精疲労や頭痛、肩こりが起こることもありますが、眼瞼下垂の手術をすることでこれらが軽減されることも多々あるようです。施術方法は、上まぶたの眼瞼挙筋を縫って縮めることで開く力を強くするという方法です。これを行うことで目の縦幅が広がって目元の印象が良くなるだけでなく、視界も広がります。 仕上がった二重を修正したいという場合の手術も行うことができます。埋没法の場合は、基本的には糸を抜けば再手術を行うことができます。1年以内の手術であればより行いやすくなります。また、二重は、幅の修正以外にも、かたちの修正を希望される方もいます。例えば平行な二重を希望したのに末広型になってしまったという時には、埋没法や切開法だけでなく、目頭切開で蒙古ひだを調整することで理想の目元が叶うというケースもあるでしょう。

解説 ヴェリテクリニック

公開日:2017/01/11

半永久的な二重が手に入る「切開法」とは?

目・二重整形

埋没法とは異なり、メスを使って二重を形成するのが「切開法」です。半永久的に続く二重を希望する方にオススメな方法です。理想的な二重が手に入るだけでなく、目の上の脂肪を除去することもできるため、腫ぼったい印象の目元に悩む方や埋没法では実現が難しい幅広な二重を希望する方にとっても嬉しい施術法です。 施術の際は、カウンセリングをした上で二重のラインをデザインし、まぶたの皮膚に局部麻酔を打って切開をします。脂肪が多い場合には、眼瞼内脂肪やROOF(ルーフ)と呼ばれる眉下の皮下脂肪の塊を切除した上で、二重のラインに合わせて皮膚と挙筋腱膜、瞼板前結合組織、瞼板という上まぶた一帯の組織を固定して縫合します。これらを癒着させることで、一重を二重にしたり、二重の幅を広げたりします。この時の縫合方法は、中縫いではなく表抜いなので、埋没法のように糸が残ってしまうというリスクはありません。中縫いをする方法もありますが、この時に使う糸は非吸収なので異物がそのまま残ることになってしまうためオススメできません。また、吸収糸であっても目がゴロゴロしてしまうことがあるので注意しておきましょう。 施術は30分程度で完了し、手術から1週間後には抜糸のための通院が必要になります。メスを使って切開しているため、手術当日は血流が良くなりすぎないよう湯船に浸かるのは控えるなどの注意が必要です。術後1週間ほどは強い腫れが続くため、アイシングや安静にして過ごすことを心がけましょう。 切開法は二重が半永久的に続くところが最大のメリットですが、メスを使う手術だからこそ、事前に正しい知識を得ておくことが大切です。 特に、「アイプチのしすぎでまぶたの皮膚が伸びてしまった」「まぶたの皮膚が厚いのを解消したい」という理由から切開法を選ぼうとする方が多くいます。しかし、まぶたの皮膚を切除するにはデメリットもあるということを忘れてはいけません。 まぶたの皮膚は、下側が薄く上側が厚いつくりになっていますが、切開法の手術の際は、二重のラインをつくる箇所を切開することになるため、どうしても下の方の皮膚を切除することになります。すると、もともと薄めのつくりになっている下側の皮膚を切除した上で厚いままの上側の皮膚を縫合することになります。そうすると縫い合わせた部分に段差ができたり、上側の皮膚が折れ曲がったりして、不自然な仕上がりになってしまうことがあるのです。切除したことで、せっかくつくった二重のラインの上にさらにラインができて三重になったり、二重のラインの端が二股になってしまったりしたケースも稀に見られます。 また、術後に二重の幅を修正する手術を受けようと思った場合、皮膚を切除した箇所に再度メスを入れなくてはならなくなってしまいます。そのため切除できる皮膚の量を考慮すると、できる手術に制限が出てきてしまうこともあるのです。 安易に切ってしまわずに、まぶたの厚さが気になるのはどの部分なのかなどをあらかじめ医師に相談し、本当に切除が必要かどうかを見極めるようにしましょう。また、アイプチを使っているせいでまぶたが伸びてしまったと思っていても、肌が荒れてシワになっていることが多いため、実際はそこまで皮膚が伸びているわけではないことが多いようです。

解説 ヴェリテクリニック

公開日:2017/01/11

安全に埋没法を行うためのポイント「ループ固定」とは?

目・二重整形

埋没法の中でも特に手軽な瞼板法でも注意点があることがわかりました。中でも、「ループ固定」という方法が仕上がりと安全性を左右します。 ループ固定とは、施術の際の糸の留め方のことです。埋没法の施術の際には、希望する二重のラインに合わせてまぶたに針通しの穴を開けて、瞼板か挙筋のいずれかに糸を通します。その際、一般的な方法では糸を何本も使いますが、1本の糸をループ状に通して固定すれば腫れや痛みといった目の負担を軽減しながら、取れにくい安定感のあるラインをつくることができるのです。これがループ固定です。 また、通した糸は2点、3点、4点のいずれかで留める方法が主流ですが、点数によってもメリットとデメリットが異なります。もっとも少ない2点留めを選べば、腫れや痛みが少ないことに加え料金も安くなります。留める点数が増えるほどに患部も増えるため、術後の腫れは強くなりますが、一方で二重のラインを調整しやすくなり、固定させやすくなるなどの効果が高まります。部分的な施術の場合は少ない点数で、二重のラインをしっかり出したい時には点数を増やして留めると良いでしょう。 埋没法は手軽さが魅力ですが、切開をしていないため、時間の経過とともにだんだん幅が狭くなったりラインが取れてしまったりする心配がぬぐえません。また、糸が取れてしまったからと言って何度も繰り返して手術できるわけではないのです。 埋没法の再手術は、多くても3〜4回が限度だと考えておくと良いでしょう。繰り返すほどにまぶたの中に糸が溜まり目に負担を与えてしまうことがあるからです。また、まぶたに糸が溜まることで異物感を感じるようになったり、二重のラインが決まらなくなったりすることもあります。特に、まぶたが厚い方や幅の広い二重をつくった方、花粉症やアトピーがあり目をよく擦る方などは目の負担が大きいため、戻りやすくなっています。 このように埋没法を繰り返しても元に戻ってしまう方は、最終的に切開法にたどりつくケースがほとんどです。半永久的に持続する二重を手にいれたいという方は、やはり切開法を選択するのが確実でしょう。

解説 ヴェリテクリニック

公開日:2017/01/07

二重まぶたの代表的な施術方法「埋没法」と「切開法」

目・二重整形

「目を見ればその人がわかる」と言われるほどに、目は顔の印象を左右する重要なパーツです。特に、一重と二重とでは大きく雰囲気が異なりますから、美容整形で二重まぶたにしたいという方も多いでしょう。二重にする施術には、主に「埋没法」と「切開法」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?施術法の違いから仕上がり、リスクや注意点まで詳しく比較してみましょう。 埋没法と切開法の一番の違いは、手術の際に切開するかしないかという点です。これによって、施術時間や効果の持続期間が異なるだけでなく、埋没法は切開法の半額以下であるという点も大きな違いだと言えるでしょう...しかし、もともとの目の形や理想の目は人それぞれなので、自分に合った美容整形法を選ぶためにも、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。 また埋没法にも「瞼板法」と「挙筋法」がある。 まずは、メスを使わずにできる「埋没法」から見てみましょう。埋没法は、切開せずに行うことができるため、施術は約10分で完了します。さらに手術の当日から洗顔やシャワーができ、ダウンタイムも短くて済むという手軽さが最大の特徴。学校や会社を休みにくいという方でも、休日を利用して行うことができます。また、患部は縫ってあるだけなので、術後にやはり元に戻したいという要望や、手術をやり直したいという時にも柔軟な対応が可能となります。 手術方法は髪の毛よりも細い特殊な糸をまぶたの裏側に結びつけて二重を形成するというもので、糸を通す場所によって「瞼板法」と「挙筋法」のふたつに分けられます。瞼板法は瞼板という軟骨ほどの固さを持つ組織に糸を結う方法で、挙筋法は瞼板の上にある挙筋に糸を結う方法です。 このふたつの方法は単純に糸を結う場所が違うだけのように思えますが、瞼板と挙筋は役割や性質が異なるため、仕上がりにも影響するのです。瞼板がある程度の固さを持っているのに比べ、挙筋はやわらかいため、固定力が弱く糸が緩んで元に戻りやすくなってしまうというデメリットがあります。また、挙筋はまぶたを開ける役割を担っている組織なので、そこを糸で締め付けてしまうことで、目が開けづらくなってしまう可能性も考えられるでしょう。 さらには、構造上、挙筋は瞼板の奥に位置しているため、手術の際の二重の幅の調整が難しいのです。そのため、予定以上に広くなってしまったり、術後の腫れがなかなかひかなくなってしまったりするという懸念もあります。奥の方に位置していることで、術後に埋没糸を取り出すことが難しく、再手術が必要になっても行えなくなってしまったというケースもあるようです。万が一、元に戻したくなったり、手術をやり直したくなったりした時にできないというのは、大きなデメリットだと言えるでしょう。 一方の瞼板法はこうした心配が要らないため、挙筋法に比べると効果が持続する期間が長く融通の効く方法です。ただし、施術の仕方や担当する医師の腕によっては、術後に糸が瞼板に食い込んだり、糸が瞳を傷つけて炎症を起こしてしまったりしたというケースも報告されています。 しかしこれらの問題は、糸を瞼板の中に通したり結び目を皮膚内に埋め込んだりする方法を採れば解決できるものでもあります。まずはこうした技術を持っているクリニックを選ぶことで、術後に理想の目元が実現できるように準備していきましょう。また、瞼板法と挙筋法の糸は永久的に癒着するわけではないので、どうしてもラインが薄くなったりなくなったりするリスクがついてくることも念頭に置いておきましょう。

解説 ヴェリテクリニック

公開日:2017/01/06

「目を大きく見せようとする努力」の落とし穴

目・二重整形

大きくぱっちりとした目元に憧れる女性は多くいらっしゃいます。アイシャドウやアイラインを使いメイクで目を大きく見せ、中には、カラーコンタクトも使用されている方もいらっしゃいます。毎日時間をかけてアイコスメで二重にしたり、二重になると言われているマッサージをしたりと努力されているようです。 しかし、男女問わずあまり意識をせずに「目を大きく見せよう」と努力されていることがあります。それは、「眉毛を上げる」ということです。額の筋肉(前頭筋)を使い眉毛を上げることで目の周りの筋肉(眼輪筋)が上に引っ張られ、まぶたが上がり目を大きく見開いている状態になります。よって目が大きく見えるのです。 眉毛を上げるという動きは、額が狭く見えアンバランスな顔立ちになってしまいます。さらに年数経過に伴い、老けて見えてしまうという落とし穴があるのです。 日常的に眉毛を水平に引き上げていると、前頭筋が強く発達していきます。若いときは大丈夫でも、年を重ね皮膚がたるんでくると、その発達した前頭筋が起因して、額に横ジワができ、年齢よりも老けて見えるようになってしまいます。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/12/17

二重埋没法が腫れる理由

目・二重整形

二重埋没法カウンセリング時によく質問される内容に「どのくらいの期間、腫れますか?」というのがあります。腫れる期間については、個人差があります。施術直後から大きな腫れが出ない方もいれば、大きな腫れが1週間程度続く方もいます。 カウンセリング時には、結び目が少ない2点留めなどは大きな腫れは2~3日、フォーエバーブリリアント埋没法のように固定力が強い術式だと大きな腫れが4~5日続くとご説明しています。 そもそも二重埋没法は、施術後なぜ腫れるのでしょうか。 【1】埋没法のコブの数や結ぶ強さ まぶたの内側に糸をかけて固定するため、そのコブが多いほど腫れが強くなります。 また結ぶ強さによっても異なりますが、腫れないようにと緩く結ぶと二重を長期間キープすることが、難しくなります。強すぎず緩すぎず結ぶのは、経験に基づく技量と感覚が必要です。 【2】設定する二重幅と目の開き 狭い二重幅を希望されている場合、術後の腫れは少ないです。しかし、広い二重幅を希望されている場合は、腫れる期間が長くなります。 また、腫れる期間は目の開きとも関係します。目の開きが強い方は、二重幅を多少広くしても腫れる期間は短いですが、目の開きが弱い方は二重幅を広くしてしまうと腫れる期間は長くなります。 【3】麻酔による影響 埋没法では、局所麻酔と点眼麻酔と2種類の麻酔を使います。両方とも施術時の痛み緩和のために使用します。麻酔の量が多いと術後早い段階で腫れが出ているように見えます。これは、手術自体の腫れではないので、麻酔による腫れは2日程で消えていきます。 麻酔による腫れも最小限にしたい場合は、34G の極細針を使うことをお勧めしています。針が細いため痛みが少ないことはもちろんですが、麻酔の量も少なくできるため腫れを抑えることができます。 固定力の強いフォーエバーブリリアント埋没法では、糸を複雑に絡め合わせるためコブの数が増えどうしても腫れが出やすくなってしまいます。その分、綺麗な二重が長期間続くことがメリットです。 この「腫れ」については、個人の体質やまぶたの脂肪のボリューム、幅の広さ、術後のケアによっても異なってきます。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/12/10

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