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プラズマジェル(PPP注入療法)とは、患者の血液から抽出した小板血漿を使用した注入法です。この少血小板血漿はPPPという略称で呼ばれることが多いため、プラズマジェル(PPP注入療法)という名前が付いています。プラズマジェル(PPP注入療法)では、まずALSAシステムという医療器具を使用して、少血小板血漿に化学変化を起こさせることによって、そこに含まれているタンパク質を変質させる必要があるため、高い技術力を要求される療法です。その効果として皮膚のシワを目立たなくさせる、顔のほうれい線を和らげるなどがあります。これらの美容によい効果が、極めて短期間にあらわれてくるという点で、従来までの美容法との違いがあります。
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プラズマジェル注入の基礎知識 入門編FAQ
プラズマジェル注入に関して、治療方法、効果、痛みやリスク、副作用、治療の流れ、費用、アフターケア、ダウンタイム等について、良くある質問にお答えします。
プラズマジェル(PPP注入療法)とはどういったものなのでしょうか
プラズマジェルは自身の血液から抽出したPPP(Platelet-Poor Plasma・少血小板血漿)を、Zero Therm(ゼロサーム)という装置を使用して、PPPに含まれるタンパク質に熱変性を起こし、ジェル状に加工したものを肌に注入するといった療法です。自身の血液だけを使用することからその他の薬剤などは一切使用しません。美容大国として知られている韓国から2010年4月に日本に導入され、施術を受けることができるようになりました。
プラズマジェル(PPP注入療法)にはどういったメリットがありますか
プラズマジェル(PPP注入療法)は他の薬剤を一切使用しないことから、アレルギーや副作用の心配をすることなくより多くの人が受けることが可能となっています。また、ヒアルロン酸注入のように即効性があるためすぐに効果を実感できる、注入量や硬さを調節することができるためヒアルロン酸注入よりも自然な形に注入箇所を仕上げることができるといったメリットもあります。また、シワ対策やリフトアップ、くぼみの修正、バストアップなど幅広く適用できることも魅力と言えます。
どういった流れで施術は行われるのですか
はじめにプラズマジェル(PPP注入療法)が効果的かどうか、シワやたるみの状態を調査します。効果的であることが確認されたらPPP(Platelet-Poor Plasma・少血小板血漿)を抽出するために採血します。血液の約50%をプラズマジェルとして使われるため、採決する量は注入量の2倍採血します。採血した血液を専用の装置にかけてPPPを抽出し、注入に適した粘度にしていきます。そして、注入部分をマーキングし、部分麻酔後にPPPを注入します。注入後、マーキングを落とせば施術終了です。
施術終了後に気を付けなければならないことはありますか
プラズマジェル(PPP注入療法)の施術自体は10~20分程度で終了し、全身麻酔も必要ありませんので、その日のうちに帰宅することが可能です。メイクや洗顔、シャワーも施術後当日から行っても問題ありません。ただ、入浴やサウナ、飲酒、激しい運動など血圧や脈拍数が著しく上下する可能性のある行為は控えるようにしてください。また、プラズマジェルを注入した箇所にテープを貼られますが、これは注入した箇所が完全に塞がる1~2日は外さないようにしてください。テープの上からメイクやシャワーをすることは問題ありません。