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医療脱毛には、レーザー脱毛、光脱毛（IPL脱毛）、絶縁針脱毛の3種類がありますが、腕の脱毛はレーザー脱毛が最適と考えられます。消去法になりますが、光脱毛（IPL脱毛）は効果が薄いため、レーザー脱毛の治療よりも多く通院する必要がありますので向きません。また、絶縁針脱毛の費用は脱毛する本数ではなく時間で計算されることが多く、腕のように脱毛範囲が広くなりますと、レーザー治療よりも高くつくからです。

指の脱毛は、レーザー脱毛では難しいとされています。その理由はレーザー脱毛は黒い色素に反応して焼却しますので、色素が薄く、細い毛である指はレーザー脱毛での脱毛効果が出にくいとされています。ただし、最近のレーザー医療機器には色素が薄い毛や細い毛にも対応しているものがありますので、クリニックが導入している医療機器によっては指の脱毛が可能なところもあります。注意点として、腕の脱毛と指の脱毛を同時に受けますと、指の脱毛が上手くいかない時があります。これは、指の脱毛には強めの設定でレーザーを照射する必要がありますが、腕の脱毛は少し弱めの設定でレーザーを照射します。腕と指の脱毛を同時に受けますと、レーザーの出力を弱い方に設定される場合が多いですので、指の脱毛を行う方は、腕と同時に脱毛することは控えた方がいいでしょう。

クリニックごとに施術料金は異なりますが、両腕の下部分で21,000円、両腕の上部分で23,100円、指と手の甲で4,800円ほどとされています。ただし、脱毛は1回では効果が薄く、5～6回（約1年）の治療が必要になります。そのため、5回セットのコース料金などを用意しているクリニックもあります。

医療脱毛の多くが女性限定ですが、男性の脱毛治療を行っているクリニックもあります。治療期間は女性・男性変わらず、約1年（5回の通院）かかります。また、最初の2回程度で見た目の印象はかなりスッキリしますが、永久脱毛を考えている方でしたら、きちんと5回は受けるようにしてください。