【溶ける糸リフト】手術後のくぼみや筋は時間が経てば消えますか?
しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト) (スプリングスレッドリフト)
今回は、リフトアップ施術を得意とする、オザキクリニック目黒祐天寺院院長、朽木医師に、実際に口コミ広場に寄せられた読者からのリフトアップ施術に関する質問に答えていただきました。 解説者 オザキクリニック目黒祐天寺院 朽木律子 医師
公開日:2021/02/03
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スプリングスレッドリフトとは、特殊な糸を顔の皮下に入れ、糸についた突起によって皮膚を持ち上げるという美容整形です。美容整形ではありますが、施術時間はきわめて短く、比較的手軽に受けられるものです。使用される糸は伸縮性があり、顔の動きにも柔軟に対応できるものが使われます。 スプリングスレッドリフトは、挿入する糸を何本にするか決めることができ、また、気になるしわの位置によって糸を入れる箇所を決めることができます。糸の本数で料金が異なることが多いので、費用に合わせた選択も可能です。 スプリングスレッドリフトを受けることによって、ほほや目尻などのたるみ、首のたるみなどを引き上げることで、シャープに見せる効果があります。
男女比
■女性 97%
■男性 3%
年齢層
■10代 0%
■20代 11%
■30代 29%
■40代 32%
■50代 23%
■60代以上 6%
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スプリングスレッドリフトに関して、治療方法、効果、痛みやリスク、副作用、治療の流れ、費用、アフターケア、ダウンタイム等について、良くある質問にお答えします。
スプリングスレッドリフトはフランスで誕生したリフトアップ術で、伸縮性と柔軟性を併せ持つ、コグ(突起)のついた特殊構造のリフトアップ糸を使用します。スプリングスレッドリフトの糸はシリコンとポリエステル製のため、従来のリフトアップ用の糸に比べ柔軟性と伸縮性が高く、筋肉の動きに合わせて伸び縮み、仕上がりがとても自然になる特徴を持ちます。また、糸には丸みを帯びた4方向のコグが細かくびっしりと並んでいるため、皮膚を傷つけることなくしっかりとタルミを引き上げることができます。コグは4方向に向いており、1cmに24個という非常に狭い間隔で並んでいますので、固定力にも大変優れています。
スプリングスレッドリフトは頬や頚部(首)、口の脇、フェイスラインのタルミを引き上げたい方にオススメのフェイスリフトになります。また、スプリングスレッドリフトはメスで皮膚を切りませんので、腫れや痛みが少なくてダウンタイムも短く、かつ、高い安全性を持ちます(針を通す穴は開けますので少なからずキズは負います)。特に、老化にストップをかけたい方や昔のハリを取り戻したい方にオススメです。
スプリングスレッドリフトの他にも、ハッピーリフトやシルエットリフトなど様々なスレッドリフト(引っかかりがある糸のこと)があります。効果の持続時間はハッピーリフトは1年、シルエットリフトは1~2年とされていますが、スプリングスレッドリフトは2年以上といわれています。切開方法や抜糸の有無も異なり、ハッピーリフトは切開も抜糸もなし、シルエットリフトとスプリングスレッドリフトは頭髪内に1cmの切開で術後1週間後に抜糸の必要があります(スプリングスレッドリフトの中には切開・抜糸が不要の方法もあります)。また、クリニックによって扱っているタイプの糸や取り扱っていないタイプの糸がありますので、受診する前にホームページや電話にてご確認ください。
スプリングスレッドリフト1本あたり6万円~7万円ぐらいです。施術する部位(頬やクビなど)による値段は変わりませんが、何本のスプリングスレッドリフトを使用するか患者のタルミ具合になります。医師と相談のもと、他のタルミ改善方法と検討の上、施術を受けてください。
ドクター相談室