糸をまぶたに埋め込んで窪みを作り、二重の折り目の癖をつけるのが埋没法です。いわゆる「2点留め」や「4点留め」といった固定法を用いて二重のラインを作ります。まぶたを閉じてもバレにくいという利点がありますが、点で支えているため、糸が取れるリスクがあったり、ラインが比較的安定しにくいといえます。
自然かつしっかりとした二重ラインを作るためには糸を止める箇所を増やしていく対応となりますが、糸を止める箇所が増えるほどに内出血や糸が飛び出してしまうなどのリスクも高まり、コストも高くなりがちです。

糸をまぶたに仕込んでラインを作るという方法としては基本的に一般的な埋没法と同じですが、糸を点ではなく二重のラインに沿って皮下に通して、少し大きめの輪（ループ）になるように結ぶ方法です。
二重を作りたいラインにそって糸を通すので、理想的なラインを安定して作りやすく、糸にかかる負担が分散されるために外れにくくなるというメリットがあります。
点で留められている状態ではなくまぶたが引っ張られる場所も分散されるので、より自然で美しい二重を手に入れやすいといえます。
糸を皮下に通して行うため、より医師の技術力が重要なポイントになります。