ウェーブフロントレーシックのクリニックを探す
ウェーブフロントレーシックは、従来のレーシックの治療の対象とされていた近視や乱視の人はもちろんのこと、不正乱視の人に対しても十分に効果があることが評価されています。また、ウェーブフロントレーシックの手順については、従来のレーシックとほぼ同じであるため、安心して手術に臨むことができるというメリットが挙げられます。この治療法を試すことによって、短期間のうちに視力が劇的に回復することが認められており、様々な職業に就いている人にとっても役立つものとして捉えられています。ここ数年の間では、ウェーブフロントレーシックのための医療機器が取り入れられている眼科クリニックが急増しています。そのため、これからも生活上の利便性を向上させるために、この手術に申し込む人が増えるとみられます。
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ウェーブフロントレーシックの基礎知識 入門編FAQ
ウェーブフロントレーシックに関して、治療方法、効果、痛みやリスク、副作用、治療の流れ、費用、アフターケア、ダウンタイム等について、良くある質問にお答えします。
ウェーブフロントレーシックは従来のレーシックと何処が違うのでしょうか
ウェーブフロントレーシックは、一人ひとりそれぞれの角膜の状態に合わせて、治療する視力矯正手術で、従来のレーシックを一歩進歩させたものです。人間の目の角膜は、一人ひとり微妙な形のひずみがあり、このひずみによって光の屈折がずれ、眼の網膜に正確に焦点が集まりません。ウェーブフロントレーシックは、このひずみを「ウェーブスキャン」や「ウェーブフロントアナライザー」と呼ばれる検査機器で、角膜のかなり詳細なひずみのデータを取り、そのデータを元にしてレーシック手術が行われます。そのため、近視や乱視だけでなく、今まで手術が難しかった不正乱視の手術もウェーブフロントレーシックでは可能になったものもあります。
実際のところ、ウェーブフロントレーシックにはどういったメリットがあるのでしょうか
ウェーブフロントレーシックは視力矯正手術に入る前に、一人ひとりしっかりとしたデータを取り、そのデータを元に角膜のひずみの矯正を行うことで、視力矯正を行っていきます。そのため、既成品である通常のレーシック手術と比べて、はっきりとした視界が得られるため、高い視力が要求される、飛行機のパイロットや自衛官の方に対しても向いている施術方法と言えます。また、レーシック手術後に起こる特有の症状であるモヤがかかったように見えるハロ現象、明るい所がまぶしく見えるグレア現象の症状もほとんどないところもまたメリットと言えます。
逆にデメリットはあったりするのでしょうか
ウェーブフロントレーシックは、角膜の微妙なひずみに合わせた手術を行うため、その検査だけでも1時間前後はかかります。さらに、手術に先駆けて精密な角膜のデーターを取る必要があります。そのため、通常のレーシック手術であれば、1~3週間前までに使用を辞めなければならないコンタクトレンズの使用も、ウェーブフロントレーシックでは検査前3週間~1カ月前に使用を辞める必要があります。これを守らないと、検査した場合に角膜のひずみを正確に測定できなくなります。また、最先端の検査機器が必要となってくるため、受けられる病院が限られてくるのもまたデメリットと言えます。
通常のレーシック手術と比べて、値段はどうなのですか
ウェーブフロントレーシックの検査で使われる「ウェーブフロントアナライザー」、「ウェーブスキャン」は最先端かつとても高価な検査機器と言えます。それ故、手術費用も従来のレーシックと比べて10万円~15万円ほど高く設定されているのが一般的と言えます。また、「ウェーブフロントアナライザー」、「ウェーブスキャン」を導入している病院は限られてくるため、ウェーブフロントレーシックが受けられる病院が遠くにしかない場合、そこまでの交通費もプラスに払わなければなりません。しかし、レ―シック特有のレ―シック合併症のリスクが少ない、自分の目に合わせた手術を行ってくれるので、金額以上の価値はあると言えます。