剪除法は重度のわきが・多汗症に効果の高い治療法です。脇下の皮膚を3~5cm程度切開し、皮膚と皮下脂肪の間を剥離し、手術用ハサミ(クーパー)でアポクリン汗腺をひとつひとつ切除します。大まかに2種類の方法に分けられます。一方は一般的な剪除法で、切開した部分からハサミを入れてアポクリン汗腺を切除します。比較的傷口が小さく抑えられることが特徴です。もう一方の反転剪除法(または直視下剪除法)では、切開した皮膚を裏返しにしてアポクリン汗腺を目視しながら切除します。目視によって行われるため汗腺の取り残しが少なく確実であることが特徴です。共通して汗腺を除去するので永久的な効果が得られる、保健医療指定機関であれば健康保険が適用されるので費用が安くなる、といったメリットがあります。
剪除法の口コミ
200 件
満足度分布
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治療者の分布
男女比
年齢層
■10代 12%
■20代 45%
■30代 23%
■40代 17%
■50代 3%
■60代以上 1%
最新の症例写真
腋臭症手術
150,000円
(施術を受けた方の平均費用)
スキンクリニック藤枝
ワキガ 剪除法
267,840円
(施術を受けた方の平均費用)
TCB東京中央美容外科
剪除法の基礎知識 入門編FAQ
剪除法に関して、治療方法、効果、痛みやリスク、副作用、治療の流れ、費用、アフターケア、ダウンタイム等について、良くある質問にお答えします。
わきがの剪除法ってどういう治療法ですか?
剪除法は、わきの皮膚を5㎝程度石灰して皮膚をひっくり返し、わきがの原因となるアポ区リン観戦を確認しながら切り取っていく外科手術となります。医師が汗腺を一つ一つ取り除くので再発することはありません。重度のわきがに対して確実性の高い治療法としていまでも利用されています。保険医療指定期間であれば健康保険が適用されますが、美容外科などでは保険適用されない場合があるので、事前に確認が必要です。
剪除法はどんな方が利用しますか?
剪除法は、重度のわきがにも治療効果が高く、永久に効果が持続するものの、傷が残るデメリットがあります。そのため、重度のわきがでほかの施術法では効果が見込めない場合の治療法とされています。また、保険医療機関であれば健康保険が適用されるため、費用も安く治療ができるため、安い費用で高い効果を求める方に適した治療法です。
メリットとデメリットを教えてください。
剪除法のメリットは、重度のわきがにも高い治療効果が得られます。医師が、においの原因となるアポクリン汗腺を直視して一つずつ丁寧に取り除くため、永久的な効果が得られます。保険医療指定機関であれば健康保険が適用されます。デメリットは、通常5㎝程度の傷が残ります。わきが体質の人に多い多汗症を同時に治療することはできません。多汗症の原因のエクリン汗腺がアポクリン汗腺よりも皮膚の浅い部分にあるため、その切除には皮膚を薄くそぎ落とすような技術が必要になるため時間がかかります。また、ダウンタイムが長く、術後は1週間から10日ほど安静に過ごす必要があります。
再発ってありますか?
剪除法は、医師が直接目で確認しながら取り除いていくため、取り残しがない限りは再発はありません。第二次成長前に治療を行った場合は、再発する可能性があります。その場合は、取り除いた周囲に広がる場合があるため、わきがの剪除法の治療をする場合は、二次成長が終わってから行うのが一般的です。