顔の脂肪吸引
20代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
990,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
22歳時:両瞼 全切開
26歳時:頬骨弓 切断&遷移固定・オトガイ骨削り手術
27歳時:顔面(口角横に吸引孔を設けて)頬~下顎の脂肪吸引 & ショッピングリフト
希望デザイン
頬骨上・頬・下顎に至るまで他院吸引後の修正をしてもっとフェイスラインをスッキリしたい。
吸引した脂肪を使ってお顔全体と瞼のタルミのリフトアップもしたい。
方法
1回目:VASER 通常モード吸引(全顔面)&無制限脂肪注入
吸引量:右:120ml 左:120ml
2回目:隆鼻プロテーゼ抜去&置換+鼻尖軟骨切除&再移植術
Dr.コメント
2013年12月の症例です。上記DESIGN緑色の範囲の脂肪を僅かずつトリミング(他院修正)吸引を施し、その吸引で得た脂肪を同じく上記DESIGN黒色の範囲に注入しています(上下口唇には直接マーキングせずに矢印で注入する打合せをしています)。
正面から見てV-line、横から見てE-lineを同時に満たすだけでなく、頬や下顎のタルミ改善と他院の取り残しの修正吸引も目的ですので、満たさなければならない条件が多く複雑です。ただ横から見た際にE-lineだけでなく、適切な吸引デザインと技術によって鼻翼根部や口角がはっきり見えることと下顎が引締まる効果がある方が、それぞれの効果がより一層引き立ち合います。
コメカミや眉に注入すると更にリフトアップと目の縦方向の大きさが大きくなる効果が得られます。吸引や注入部位の肌質も改善しています。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
痛みや腫れ、内出血に対しては術前の前投薬(シンネック)で軽減されます。
術後2~3日以内は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の軽度の痛みが続きますが、通常全て軽快・自然治癒します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
傷跡は各吸引部位に1~2箇所ずつ直径3~4mmの傷がつきます。この傷は残りますが数ヶ月~1年程で目立たなくなります。
目立たなくさせるために、7日後の抜糸時より、テーピング約1ヶ月間を施します。
注入脂肪の生着率には個人差や部位差がございます。当院には術後にも生着維持療法がございます。
ごく稀に傷が開いたり、かさぶたを剥がしたりすると肥厚性瘢痕になることもあります。
レーザーや日焼けで色素沈着(シミ)が起こることもありますがこれも稀です。
2.ごく稀な合併症
血腫、感染(化膿)、排液貯留、凹凸、タルミなどに対しては適切な圧迫固定と服薬等の注意事項遵守で予防します。
血腫や排液貯留、感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。
数週間~数ヶ月続く神経鈍麻が生じた場合、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:飲酒をしないで下さい
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後3日~4日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔やクレンジング時の擦過(シャワーは翌日から可能です)(身体の吸引の場合は約7日間)
術後2~3週間:吸引部のマッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日間 24時間はフェイスマスク、身体の吸引の場合は7日間ストッキングやウエストニッパーなどの装着必須期間があります。
その後数週間は更に起きている間(12時間以上)圧迫を続行する方が更に浮腫みが引締ります。
通常、7日後の吸引部位の抜糸が終われば傷にテーピングを施します。約1ヶ月間続けて下さい。
手術後当日のみ 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静