鼻整形修正
20代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
660,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
他院手術歴
18歳時(2010年9月)隆鼻目的でヒアルロン酸を注入された
希望デザイン
鼻尖を細くしたい。これ以上鼻孔を上向きにしたくない。
鼻中隔も少し延長して人中を短縮したいが、正面からみた鼻の長さはあまり長くしたくない。
方法
1回目:鼻尖軟骨切除&再移植術 TypeⅡ・TypeⅣ
2回目:隆鼻・鼻尖部形成目的でSure Derm挿入術
Dr.コメント
2015年2月に1回目、同年5月に2回目の手術をした症例(術後写真は2回目の5ヶ月後)です。この症例も「鼻中隔を延長(人中短縮)させながら正面から見て鼻の長さを短くし、鼻孔を見えにくくさせる」という意味では矛盾しており、単一の手術では同時に叶わないご希望です。
通常、鼻中隔を延長(人中短縮)すると必然的にアップノーズになり、正面から見て鼻の長さも短くなります。アップノーズにした上で今度は正面から鼻孔を見えにくくするため、アップノーズ効果を相殺させるべく鼻尖のみを下げる目的で鼻尖軟骨をトリミング除去&剥離して鼻尖皮膚の伸展度を得た後に採取した鼻尖軟骨を鼻尖部に再移植しています。
但しこの方の場合TypeⅡのみをしてしまうと、鼻尖上部に段差が生じてしまうのでTypeⅣの移植を併用せざるを得ませんでした。事前計画とご希望により軟骨組織の不足分を補うため2回目の手術を行いました。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
創面の離解(または「し開」)や移植物・挿入物の創面からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプス(または必要時Retina)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ: 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静