鼻尖形成
20代
女性
症例写真
KUNOクリニック 麻布院 クリニックナインフィールズが撮影
施術の総額費用
660,000円
担当ドクター
総院長
九野広夫- 費用は一例であり、モニター価格などの適用、麻酔の有無、使用する器具や施術方法により費用が異なる場合がございます。
- この患者様の費用は施術当時の金額になります。実際の費用はクリニックへお問い合わせください。
クリニックから
施術の解説
希望デザイン
鼻先の丸みを解消して(不自然にならない程度に)細くして欲しい。ついでに小鼻の横幅も細くしたい。
方法
完全クローズ法にて 両側鼻尖軟骨トリミング切除&再移植術 TypeⅡ
Dr.コメント
2017年5月に完全CLOSE法で手術をした症例です。術前カウンセリング&術式シミュレーションの時点で、この方の鼻孔が元々、呼吸流量を得るための充分な広さが無かったため、小鼻縮小をご希望されていたとしても従来法の「小鼻縮小術」それ自体が禁忌であるくらい不適応でした。
モニター登録された後、海外に長期間行かれるとのことで術後写真は7日後(抜糸時)のものしか現時点でありませんが、鼻孔の狭さや左右差も(腫れが引けば)もっと治まってくると思われます。
尚、太い鼻尖と小鼻を同時に細くする手術は、「足し算」や「積み上げ」だけでは決して解消されません。「太さ」を減量する適度なデザインの「引き算」が重要です。もちろん「引き算」する際にOPEN法や(外側切除式や不適応の)小鼻縮小術もNGなのは当然です。
施術のリスク・副作用
1.合併症や副作用と軽減または予防法
局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒(頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状)が殆どで、アレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。
麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム(治癒期間) は平均2~3週間程度です。
線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。
2.ごく稀な合併症
内出血、感染(化膿)、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。
創面の離解(または「し開」)や移植物・挿入物の創面からの露出が万一生じた場合には速やかに受診して下さい。
感染が生じた場合(ごく稀)のダウンタイム(治癒期間)は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間~数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。
3.禁止事項
術前夜:アルコールを控えて下さい。
術日朝:静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。
術後2日~3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧(シャワーは翌日から可能です)
術後2~3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等
4.術後の必須事項とした方がいいこと
術後3日~4日間 24時間は鼻ギプス(または必要時Retina)の装着必須期間があります。
通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。
手術後当日のみ: 15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静