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失敗しない自毛植毛「術後ケアの失敗」

植毛・自毛植毛

解説 親和クリニック 大阪院

公開日:2016/08/10


自毛植毛は入院も通院も必要なく、手術翌日からは洗髪も行えるなど患者様にとって面倒なアフターケアの少ない治療法ですが、移植した髪の毛がしっかりと生着するためには最低限のケアが必要です。

この術後のケアを正しく行わないと、移植毛がしっかり発毛しなかったり、移植部に腫れやむくみが発生したり、最悪、移植した毛包組織が生着する前に脱落してしまうということも無いことではありません。

移植した毛包組織が皮膚にしっかりと生着する(根付く)のに必要な時間はおおよそ48〜96時間程度と言われています。

この間は頭をぶつけたり移植部分を擦ったり圧迫したりしないよう特にご注意下さい。
また長時間の入浴や熱いお湯に入ること、アルコール摂取やハードなスポーツなども傷の治りを遅らせる恐れがあるため控えて頂きます。ヘルメットを被ることもこの時期は避けて下さい。

移植後5日目からは軽めの運動をしても大丈夫ですが、サッカーのヘディングなど頭皮を擦るような動作は禁止です。
洗髪は手術当日のみ控えて頂きますが、移植翌日から6日目まではぬるめのお湯での流し洗い、7日目以降は軽く指で擦って洗うことが可能です。
移植後2週間が経てば日常生活での制限はほぼすべてなくなり、今までどおりの生活をしても問題ありません。
この術後2週間(特に前半1週間)が、植毛手術をより良い仕上がりに導くためにとても大切な期間となります。

親和クリニックでは自毛植毛手術に関する詳しい説明はもちろんのこと、術後のケアや過ごし方なども適切にアドバイスさせて頂きます。

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