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フォトフェイシャルアクネス407～420nmの波長を有したIPL(Intense Pulsed Light)を顔全体に照射することで、にきびを改善する施術法です。IPLを顔に照射することで、ニキビの原因となるアクネ菌を破壊することで、ニキビの症状を改善していきます。IPLはアクネ菌だけに作用し細胞を破壊するため、他の細胞や器官には悪影響を与えません。よって、従来よりも安全にニキビの症状を改善させる施術を行うことができます。

1回のフォトフェイシャルアクネスの施術によって、人によって差はありますが、3ヶ月は再発を抑制させることができます。より効果を持続させるためには栄養バランスのとれた食事を行う、無理なダイエットを行わない、ストレスを溜めないようにする、スキンケアをしっかりと行うことが治療中ならびに治療後に必要となってきます。また、1回のみの施術ではなく、定期的(週2回を限度とし、最低2～3日は間隔をあける)に行うことでより効果を高めることができます。

フォトフェイシャルアクネスの施術を受ける1週間前から、ビタミンCの導入やビタミンEなど活性酸素を抑制することを目的としたスキンケア商品の使用は行わないようにしてください。他にも、光線過敏症(日焼け時に過度な赤みや湿疹の症状が出る)の方は、施術を行えない場合があります。また、フォトフェイシャルアクネスの施術が有効なのは、アクネ菌が原因のもの(赤ニキビ)のみで、それ以外の菌が原因のニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)には効果がありません。

まず、施術前にメイクや肌の汚れを洗顔・クレンジングによって落としていきます。肌に汚れが残っていると、満足のいく効果を得られないことがあるので、念入りに行います。洗顔後、光から目を保護するためのゴーグルやアイシールドを装着して光を照射していきます。照射時の痛みは人によって異なりますが、麻酔なしでも我慢できるレベルとなっています。照射後に肌を整えたら施術終了です。施術後、メイクは問題なくできますが、施術箇所や他のニキビに負担を極力かけないように行ってください。